―― 岡 田 自 観 師 の 論 文 集 ――

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廃法府と立法府    寸評(光21号)  白光生

『光』21号、昭和24(1949)年8月6日発行

 議会は立法府だという、なる程年々、新しい法規を打樹てるからである、ところがこれは自慢にはならない、実は社会悪が殖えるからで、もし善人が殖えれば法規の必要がなくなるから立法の必要がない、ゆえに国会が廃法府となるこそ本当の文化の進歩である。