美人になる法 寸評(光25号) 白光生
『光』25号、昭和24(1949)年9月3日発行
単に美人といっても大別して三種ある、人工美、自然美、感覚美である、人工美とは白粉や紅で人工的に偽粧する、自然美とは健康美で、血行がよく、活々した美だ、感覚美とは心が美しく、何となく敬愛したい気になる。
今日の女性は、無暗に白粉や頬紅口紅を着けて美しく見せようとするのは、人工美以外の美を忘れているからで、今日のような馬鹿高い化粧品を使わないでも、シンから美しくなる法がある。
それは健康美だ、血を浄める事だ、これが真の美だ、その方法は本教浄霊を受けると共に薬を服んだり用いたり絶対しない事だ、女の皮膚が艶がなく老人のように萎(しな)びていたり血の気がなく青膨れのようなのはみんな薬剤多用のためだ、これを隠そうとして今日の女性は無暗に化粧品を使うのだ、もちろん心も美しくなければ真の美人とはいえない、それには信仰だ、その証拠として本教信者になると、時日の経つに従って見違える程美しくなる。