―― 岡 田 自 観 師 の 論 文 集 ――

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関節炎

『アメリカを救う』P.69、昭和28(1953)年1月1日発行

 この病気はさきにかいたごとく、薬毒は神経を使うところに集溜するので、手足等は絶えず関節を屈伸させる以上、その部へ集溜する。しかも昔と違って近来何の病気でも予防でも、矢鱈(やたら)に注射をするので、それが原因となって関節炎が起り易いのである。この理によって薬さえ廃止すれば漸次減ってゆくのはもちろんである。