―― 岡 田 自 観 師 の 論 文 集 ――
慢性気管支炎 『アメリカを救う』P.123、昭和28(1953)年1月1日発行 これは体内のどこかに、薬毒の固結があって、それが少しずつ溶けて出ようとする場合、割合固いため、頻繁(ひんぱん)に強い咳をしなければならないのが原因である。何よりも痰さえ出れば楽になるのはそういう訳である。ところが医療は咳を停めようとするから逆になり、ついに慢性となってしまい、長い間苦しむのであるから、この病気も自然にしていれば必ず治るものである。