――― 岡 田 自 観 師 の 御 歌 集 ―――

昭和25年 1月~6月

御     歌

原   典

あらたまの としをむかえてことほがん かみのしぐみのひらくきざしに
新玉の 年を迎えて祝がむ 神の仕組の開くきざしに
光43号
S25. 1. 1
新年随詠
いとふかき かみのしぐみはことしより いちじるしけれこころせよみな
いと深き 神の仕組は今年より いちじるしけれ心せよみな
光43号
S25. 1. 1
新年随詠
まちわびし ことしのよきひきたりけり いざはらおびをかたくしめなん
待ちわびし 今年のよき日来りけり いざ腹帯を固く締めなむ
光43号
S25. 1. 1
新年随詠
ことしはも ただならぬよとなりぬらん ただありやかにいえぬがかなし
今年はも ただならぬ世となりぬらむ ただありやかに言えぬが悲し
光43号
S25. 1. 1
新年随詠
ゆきづまり ゆきももどりもならぬよは しゅうまつのよのしるしなるらん
行詰り ゆきも戻りもならぬ世は 終末の世のしるしなるらん
光43号
S25. 1. 1
新年随詠
ことしはも ただならぬよとなりぬらん ただありやかにいえぬがかなし
今年はも ただならぬ世となりぬらむ ただありやかに言へぬが悲し
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)01
うつしよに ためしとてなきおおいなる うつりかわりのひにせまりくも
現世に 例しとてなき大いなる 移り変りの日にせまり来も
光宝会資料 S25. 1. 1 新年御詠
(祭典時)02
あらたまの としをむかえてことほがん かみのしぐみのひらくきざしに
新玉の 年を迎へて祝がむ 神の仕組の開くきざしに
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)03
まちのぞむ みろくのみよはととのいて きよきちじょうにたてなんとすも
待ち望む 五六七の御代は整ひて 清き地上に建てなんとすも
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)04
ゆきづまり ゆきももどりもならぬよは しゅうまつのよのしるしなるらん
行き詰り ゆきも戻りもならぬ世は 終末の世のしるしなるらん
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)05
ながきよを つもりつもりしちりあくた きよめてあるるちじょうてんごく
長き代を 積りつもりし塵芥 浄めて生るる地上天国
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)06
ことのはも ふでにもなどかつくすべき このうつしよのおわりのさまはも
言の葉も 筆にもなどか尽すべき 此現代の終りの状はも
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)07
まちわびし ことしのよきひきたりけり いざはらおびをかたくしめなん
まちわびし 今年のよき日来りけり いざ腹帯を固く締めなむ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)08
いとふかき かみのしぐみはことしより いちじるしけれこころせよみな
いと深き 神の仕組は今年より いちぢるしけれ心せよみな
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)09
いかならむ ことおこらんかおおかみの うずのしぐみのいとふかければ
いかならむ 事起らむか大神の 珍の仕組のいと深ければ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)10
いかならん よやきつるとておおかみの まもりあるみのなどおそれめや
如何ならむ 世や来つるとて大神の 護りある身のなど恐れめや
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)11
ただかみに うちまかすよりせんなけれ ちからとてなきひとのみたまは
ただ神に うち委すより詮なけれ 力とてなき人の身魂は
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)12
みもたまも かみにまかせばやすかりぬ ただならぬよのいまきつるとて
身も魂も 神に委せば安かりぬ ただならぬ世の今来つるとて
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)13
かみはなしと いとほこらげにいいしひと ほろびゆくさまみるぞかなしき
神はなしと いと誇らげに言ひし人 滅びゆく状見るぞ悲しき
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)14
くずれゆく このうつしよをまことなき ひとのちからにささえうべきや
崩れゆく 此うつし世を誠なき 人の力に支え得べきや
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)15
まことなき ひととまことのあるひとの けじめつくよぞおわりなりけり
誠なき 人とまことのある人の けじめつく世ぞ終りなりけり
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)16
かみをそしり おろがむひとをあなどりし ひとのもがかんよのおわりくも
神をそしり 拝む人を侮りし 人のもがかむ世の終り来も
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)17
ぜんいんぜんか あくいんあっかのありやかに しらるるときぞよのおわりなる
善因善果 悪因悪果のありやかに 知らるる時ぞ世の終りなる
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)18
ぜんがさかえ あくのほろぶるときこそは みろくのみよのはじまりにぞある
善が栄え 悪の滅ぶる時こそは 五六七の御代の始まりにぞある
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)19
やおよろず くにとうくにはあいむすび ひとつになるぞみろくせいだい
八百万 国とふ国は相結び 一つになるぞ弥勒聖代
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)20
ながきよの ゆめはまこととなりぬらん そのきざしはもはやみえそめぬ
長き世の 夢はまこととなりぬらむ その徴しはも早や見え初めぬ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)21
こころから きょうのよきひをことほがん みろくのみよのさかいなりせば
心から 今日のよき日を祝がむ 弥勒の御代の境なりせば
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)22
うつしよは いまだみろくのよのすがた みえねどひそかにめぐみそめける
うつし世は 未だ弥勒の世の姿 見えねどひそかに芽ぐみ初めける
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)23
れいかいの たかきまなかにかがやける みろくのみよははやきずかれぬ
霊界の 高き真中に輝ける 弥勒の御代ははや築かれぬ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)24
おおかみの ひかりはいよよかがやいて まがかみふためくさまのおかしさ
大神の 光はいよよかがやひて 曲神ふためくさまの可笑しさ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)25
わざわいと よきこといちどにきつるなり よのかわりめのときとなりなば
禍と 吉き事一度に来つるなり 世の替り目の時となりなば
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)26
ながきよを もちあらしたるまがつかみ かみにひれふすときぞちかみぬ
長き世を 持ち荒したる曲津神 神にひれ伏す時ぞ近みぬ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)27
ただならぬ よのおおとうげきつるとき ひとみなかみのみなをとなえん
ただならぬ 世の大峠来つるとき 人みな神の御名を唱へむ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)28
つみけがれの おもきにおうておおとうげ あえぎのぼるもはやかいなけれ
罪穢の 重き荷負ふて大峠 喘ぎ登るもはや甲斐なけれ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)29
つみのおもに せおうにたえでおおとうげ うえよりおつるひとさわならん
罪の重荷 背負ふに堪へで大峠の 上より落つる人沢ならむ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)30
こうみょうの いやかがやくやいかならん まがのたくみもかくすによしなし
光明の いや輝くや如何ならむ 曲の企みも隠すに由なし
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)31
かみありや なしやのなぞもありやかに ひとのめにみゆよのおわりかな
神ありや なしやの謎もありやかに 人の眼に見ゆ世の終りかな
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)32
きりすとも しゃかももろもろせいじゃたちの おしえをいかすわれにぞありける
キリストも 釈迦も諸もろ聖者たちの 教を生かす吾にぞありける
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)33
いにしえの せいじゃのよげんわれがてに あかしをたてんよぞきつるなり
古への 聖者の予言吾が手に 証を立てむ世ぞ来つるなり
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)34
うつしよに われのあるるをいくちとせ まちわびにけんもものせいじゃよ
現世に 吾の生るるを幾千歳 待ちわびにけむ諸の聖者よ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)35
あやまれる よのことごとをこうみょうに てらしてただしくきためんとすも
誤れる 世の悉を光明に 照らして正しくきためんとすも
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)36
むかしより もものせいじゃはいでしかど やまいのもとをしるひとぞなき
昔より 諸の聖者は出でしかど 病の因を知る人ぞなき
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)37
やまいなき ひとをつくらんかむわざは ひとをつくりししんりきなりけり
病なき 人を作らむ神業は 人を作りし神力なりけり
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)38
やまいなき よとなりぬればまずしきも いさかいもきゆことわりしれかし
病なき 世となりぬれば貧しきも 争も消ゆ理知れかし
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)39
きゅうせいの わざとしいえどやまいなき ひとをつくらんことにぞありける
救世の 業としいえど病なき 人を作らむ事にぞありける
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)40
ひとのやまい なおすちからをもたずして などこのうつしよをすくいうべきや
人の病 治す力を持たずして など此現世を救ひ得べきや
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)41
やまいなき ひとをしつくるちからこそ ばんゆうすくうちからにぞある
病なき 人をし作る力こそ 万有救ふ力にぞある
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)42
きゅうせいの みちからふるわんいましよは くずれんとするぜんやなりせば
救世の 神力揮はむ今し世は 崩れんとする前夜なりせば
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)43
いまのよに われうまれずばあめがした もののいのちはいかになりなん
今の世に 我生まれずば天が下 ものの命は如何になりなむ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)44
よのおわり きつるいまはもおおかみは われあれしめてよぞすくうなり
世の終り 来つる今はも大神は 我生れしめて世ぞ救ふなり
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)45
おおかみの よさせたまいしおもきにん われうべないてふるいたつなり
大神の 委せ給ひし重き任 吾うべなひて揮ひ起つなり
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御詠
(祭典時)46
まちのぞむ みろくのみよはととのいて きよきちのえにたてなんとすも
待ち望む 五六七の御代は整ひて 清き地の上に建てなむとすも
地上天国12
S25. 1.20
 
ながきよを つもりつもりしちりあくた きよめてあるるちじょうてんごく
長き代を 積りつもりし塵芥 浄めて生るる地上天国
地上天国12
S25. 1.20
 
ことのはも ふでにもなどかつくすべき このうつしよのおわりのさまはも
言の葉も 筆にもなどか尽すべき 此現世の終りの状はも
地上天国12
S25. 1.20
 
うつしよに ためしとてなきおおいなる うつりかわりのひにせまりくも
現世に 例しとてなき大いなる 移り変りの日にせまり来も
地上天国12
S25. 1.20
 
いかならん ことおこらんかおおかみの うずのしぐみのいとふかければ
如何ならむ 事起らむか大神の 珍の仕組のいと深ければ
地上天国12
S25. 1.20
 
ただかみに うちまかすよりせんなけれ ちからとてなきひとのみたまは
ただ神に うち委すより詮なけれ 力とてなき人の身魂は
地上天国12
S25. 1.20
 
このとしの はるたつきょうをめでたくも メシヤきょうかいそうりつなしける
此年の 春立つ今日を目出たくも 救世教会創立なしける
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)01
ながきよを かくろいませしとこたちの かみいでまさんはるたつきょうのひ
長き世を かくろいませし常立の 神出でまさむ春立つ今日の日
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)02
はるたつとう ことのはさえもなにがなし ときめくこころのわきてくるかも
春立つとう 言の葉さえも何がなし 時めく心の湧きてくるかも
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)03
ふゆのひの ながきをしのぎしのぎきて にわのしらうめふくらみにける
冬の日の 長きを凌ぎ凌ぎ来て 庭の白梅ふくらみにける
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)04
ものいわぬ しらうめでさえはるたつを しるやみつよつはなのさきいづ
物言はぬ 白梅でさえ春立つを 知るや三つ四つ花の咲きいづ
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)05
むそななつ としかさねくもこのとしの たつはるきょうのまたなきおもい
六十七つ 歳重ね来も此年の 立つ春今日のまたなき思ひ
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)06
はるたちて もゆるおもいはふゆすぎし のやまのいろにもさもにのわがこころ
春立ちて 燃ゆる想いは冬過ぎし 野山の色にもさも似のわが心
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)07
かんのんの じひとはぜんあくむさべつに みそなわせたまうことにぞありける
観音の 慈悲とは善悪無差別に 鑒はせ給ふ事にぞありける
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)08
よしとあし たてわけさばきのみちからを ふるうめしやのみわざかしこし
善と悪 立別裁きの御力を 揮ふメシヤの御業畏こし
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)09
かんぜおん またのみなだいひぼさつとは ぶつめつのよのかなしみにぞある
観世音 又の御名大悲菩薩とは 仏滅の世の悲しみにぞある
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)10
ぜんをたたえ あくをとがめぬかんぜおん ぼさつのみこころこころとせよみな
善を讃へ 悪を咎めぬ観世音 菩薩の御心心とせよみな
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)11
かんぜおん ぼさつのおんなようきさせ めしやのみなによぞすくうなり
観世音 菩薩の御名揚棄させ メシヤの御名に世ぞ救ふなり
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)12
かんのんの ころもをかなぐりすてたまい めしやとあるるおおいなるとき
観音の 衣をかなぐり捨て給ひ メシヤと現るる大いなる時
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)13
ぜんはさかえ あくはほろびんよはいまや きたらんとすもうれしからずや
善は栄え 悪は滅びむ世は今や 来らむとすも嬉しからずや
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)14
しこのよは すみきわまりてすがすがし うましのみよははやあれしなり
醜の世は 澄み極まりて清すがし 美しの御代ははや生れしなり
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)15
いくちとせ しいたげられしまさみちの ひかりはようやくかがやきそめける
幾千歳 虐げられし真道の 光は漸くかゞやき初めける
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)16
しゃくそんの となえしぶつめつのよはすみて いよようまるるかみのおおみよ
釈尊の 唱へし仏滅の世はすみて いよゝ生るゝ神の大御代
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)17
きりすとの となえたまいしよのおわり とはよるのおわりにぞある
キリストの 唱へ給ひし世の終り とは夜の終りにぞある
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)18
よるはすみ あかるきひるのよとなれば ちりもあくたもきえてあとなし
夜はすみ 明るき昼の世となれば 塵も芥も消えて跡なし
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)19
てんごくを このどにたつるわがねがい はやみえそめぬかすかながらも
天国を 此土に樹つるわが願ひ はや見え初めぬ微かながらも
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)20
うるわしき てんごくらくどのじっそうは ひとのちえもてはかりがたなき
美はしき 天国楽土の実相は 人の智慧もて測りがたなき
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)21
かんのんめしや みろくこうみょうにょらいとう みなはかわれどひとつかみなり
観音メシヤ 五六七光明如来とふ 御名は変れど一つ神なり
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)22
たてよこを むすびていよよやそくにの ひとつにならんときぞちかきも
経緯を 結びていよゝ八十国の 一つにならん時ぞ近きも
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)23
かりこもの みだれたるよをたてよこの ひとつにむすぶみわざとうとし
苅菰の 乱れたる世を経緯の 一つに結ぶ神業尊し
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
(祭典時)24
このとしの はるたつきょうをめでたくも メシヤきょうかいそうりつなしける
此年の 春立つ今日を目出たくも 救世教会創立なしける
救世49号
S25. 2.11
立春御歌
ながきよを かくろいませしとこたちの かみいでまさんはるたつきょうのひ
長き世を かくろいませし常立の 神出でまさむ春立つ今日の日
救世49号
S25. 2.11
立春御歌
はるたつとう ことのはさえもなにがなし ときめくこころのわきてくるかも
春立つとう 言の葉さえも何がなし 時めく心の湧きてくるかも
救世49号
S25. 2.11
立春御歌
ふゆのひの ながきをしのぎしのぎきて にわのしらうめふくらみにける
冬の日の 長きを凌ぎ凌ぎ来て 庭の白梅ふくらみにける
救世49号
S25. 2.11
立春御歌
ものいわぬ しらうめでさえはるたつを しるやみつよつはなのさきいづ
物言はぬ 白梅でさえ春立つを 知るや三つ四つ花の咲きいづ
救世49号
S25. 2.11
立春御歌
むそななつ としかさねくもこのとしの たつはるきょうのまたなきおもい
六十七つ 歳重ね来も此年の 立つ春今日のまたなき思ひ
救世49号
S25. 2.11
立春御歌
はるたちて もゆるおもいはふゆすぎし のやまのいろにもさもにのわがこころ
春立ちて 燃ゆる想いは冬過ぎし 野山の色にもさも似のわが心
救世49号
S25. 2.11
立春御歌
ただならぬ よをよそにしてわたくしの ためにあらそうあわれとうじん
ただならぬ 世を外にして私の 為に争ふあわれ党人
地上天国13
S25. 2.20
 
ひとのうえに たつみをわすれいささかの わたくしごとにもあらそうみにくさ
人の上に 立つ身を忘れいささかの 私事にも争ふみにくさ
地上天国13
S25. 2.20
 
がらすびんの なかのあらしをふせぎえで などよのあらしふせぎうべしや
ガラス瓶の 中の嵐を防ぎ得で など世の嵐防ぎ得べしや
地上天国13
S25. 2.20
 
かみしらぬ ひとなればこそまつりごと おもうにまかせぬことどもおおかり
神知らぬ 人なればこそ政事 思ふに委せぬ事ども多かり
地上天国13
S25. 2.20
 
たましいの ぬけたるゆえとおもうなり かみしらぬひとびとうちみるごとに
魂の 抜けたる故と思ふなり 神知らぬ人々うち見る毎に
地上天国13
S25. 2.20
 
いさかいごと はじとおもわぬこころこそ いともいやしきひとなればなり
争ひ事 恥と思はぬ心こそ いとも卑しき人なればなり
地上天国13
S25. 2.20
 
ことしはも ただならぬよとなりぬらん ただありやかにいえぬがかなし
今年はも ただならぬ世となりぬらむ ただありやかに言えぬが悲し
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
うつしよに ためしとてなきおおいなる うつりかわりのひにせまりくも
現世に 例しとてなき大いなる 移り変りの日にせまり来も
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
あらたまの としをむかえてことほがん かみのしぐみのひらくきざしに
新玉の 年を迎えて祝がむ 神の仕組の開くきざしに
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
まちのぞむ みろくのみよはととのいて きよきちのえにたてなんとすも
待ち望む 五六七の御代は整ひて 清き地の上に建てなんとすも
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ゆきづまり ゆきももどりもならぬよは しゅうまつのよのしるしなるらん
行詰り ゆきも戻りもならぬ世は 終末の世のしるしなるらん
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ながきよを つもりつもりしちりあくた きよめてあるるちじょうてんごく
長き代を 積りつもりし塵芥 浄めて生るる地上天国
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ことのはも ふでにもなどかつくすべき このうつしよのおわりのさまはも
言の葉も 筆にもなどか尽すべき 此現世の終りの状はも
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
まちわびし ことしのよきひはきたりけり いざはらおびをかたくしめなん
待ちわびし 今年のよき日は来りけり いざ腹帯を固く締めなむ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
いとふかき かみのしぐみはことしより いちじるしけれこころせよみな
いと深き 神の仕組は今年より いちぢるしけれ心せよみな
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
いかならむ ことおこらんかおおかみの うずのしぐみのいとふかければ
如何ならむ 事起らむか大神の 珍の仕組のいと深ければ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
いかならん よやきつるとておおかみの まもりあるみのなどおそれめや
如何ならむ 世や来つるとて大神の 護りある身のなど恐れめや
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ただかみに うちまかすよりせんなけれ ちからとてなきひとのみたまは
ただ神に うち委すより詮なけれ 力とてなき人の身魂は
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
みもたまも かみにまかせばやすかりぬ ただならぬよのいまきつるとて
身も魂も 神に委せば安かりぬ ただならぬ世の今来つるとて
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
かみはなしと いとほこらげにいいしひと ほろびゆくさまみるぞかなしき
神はなしと いと誇らげに言ひし人 滅びゆく状見るぞ悲しき
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
くずれゆく このうつしよをまことなき ひとのちからにささえうべきや
崩れゆく 此現世を誠なき 人の力に支え得べきや
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
まことなき ひととまことのあるひとの けじめつくよぞおわりなりけり
誠なき 人と誠のある人の けじめつく世ぞ終りなりけり
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
かみをそしり おろがむひとをあなどりし ひとのもがかんよのおわりかも
神をそしり 拝む人を侮りし 人のもがかむ世の終りかも
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ぜんいんぜんか あくいんあっかのありやかに しらるるときぞよのおわりなる
善因善果 悪因悪果のありやかに 知らるる時ぞ世の終りなる
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ぜんがさかえ あくのほろぶるときこそは みろくのみよのはじまりにぞある
善が栄え 悪の滅ぶる時こそは 五六七の御代の始まりにぞある
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
やおよろず くにとうくにはあいむすび ひとつになるぞみろくせいだい
八百万 国とう国は相結び 一つになるぞ弥勒聖代
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ながきよの ゆめはまこととなりぬらん それのきざしのはやみえそめぬ
長き世の 夢は実となりぬらむ それの徴しのはや見え初めぬ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
こころから きょうのよきひをことほがん みろくのみよのさかいなりせば
心から 今日のよき日を祝がむ 弥勒の御代の境なりせば
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
うつしよは いまだみろくのよのすがた みえねどひそかにめぐみそめける
現世は 未だ弥勒の世の姿 見えねどひそかに芽み初めける
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
れいかいの たかきまなかにかがやける みろくのみよははやきずかれぬ
霊界の 高き真中に輝やける 弥勒の御世ははや築かれぬ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
おおかみの ひかりはいよよかがやいて まがかみふためくさまのおかしさ
大神の 光はいよよかがやひて 曲神ふためくさまの可笑しさ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
わざわいと よきこといちどにきつるなり よのかわりめのときとなりなば
禍と 吉き事一度に来つるなり 世の替り目の時となりなば
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ながきよを もちあらしたるまがつかみ かみにひれふすときぞちかみぬ
長き世を 持ち荒したる曲津神 神に鰭伏す時ぞ近みぬ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ただならぬ よのおおとうげきつるとき ひとみなかみのみなをとなえん
ただならぬ 世の大峠来つる時 人みな神の御名を唱えむ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
つみけがれの おもきにおうておおとうげ あえぎのぼるもはやかいなけれ
罪穢の 重き荷負ふて大峠 喘ぎ登るもはや甲斐なけれ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
つみのおもに せおうにたえでおおとうげ うえよりおつるひとさわならん
罪の重荷 背負ふに堪えで大峠の 上より落つる人沢ならむ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
こうみょうの いやかがやくやいかならん まがのたくみもかくすによしなし
光明の いや輝くや如何ならむ 曲の企みも隠すに由なし
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
かみありや なしやのなぞもありやかに まなこにうつるよのおわりかな
神ありや なしやの謎もありやかに 眼に映つる世の終りかな
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
きりすとも しゃかももろもろせいじゃたちの ことばをいかすわれにぞありける
キリストも 釈迦も諸もろ聖者たちの 言を生かす吾にぞありける
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
いにしえの せいじゃのよげんわれがてに あかしをたてんよぞきつるなり
古への 聖者の予言吾が手に 証しを立てむ世ぞ来つるなり
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
うつしよに われのあるるをいくちとせ まちわびにけんもものせいじゃよ
現世に 吾の生るるを幾千歳 待ちわびにけむ諸の聖者よ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
あやまれる よのことごとをこうみょうに てらしてただしくきためんとすも
誤れる 世の悉を光明に 照して正しく鞫めんとすも
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
むかしより もものせいじゃはいでしかど やまいのもとをしるよしぞなき
昔より 諸の聖者は出でしかど 病の因を知る由ぞなき
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
やまいなき ひとをつくらんかむわざは ひとをつくりししんりきなりけり
病なき 人を造らむ神業は 人を造りし神力なりけり
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
やまいなき よとなりぬればまずしきも いさかいもきゆことわりしれかし
病なき 世となりぬれば貧しきも 争も消ゆ理り知れかし
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
きゅうせいの わざとしいえどやまいなき ひとをつくらんことにぞありける
救世の 業としいえど病なき 人を造らむ事にぞありける
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
ひとのやまい なおすちからをもたずして なぞこのうつしよをすくいうべきや
人の病 治す力を持たずして なぞ此現世を救ひ得べきや
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
やまいなき ひとをしつくるちからこそ ばんゆうすくうちからにぞある
病なき 人をし造る力こそ 万有救ふ力にぞある
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
きゅうせいの みちからふるわんいましよは くずれんとするぜんやなりせば
救世の 神力揮はむ今し世は 崩れんとする前夜なりせば
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
いまのよに われうまれずばあまがした もののいのちはいかになりなん
今の世に 我生れずば天ケ下 ものの命は如何になりなむ
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
よのおわり きつるいまはもおおかみは われあれしめてよぞすくうなり
世の終り 来つる今はも大神は 我生れしめて世ぞ救ふなり
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
おおかみの よさせたまいしおもきにん われうべないてふるいたつなり
大神の 委せ給ひし重き任 吾うべなひて揮ひ起つなり
地上天国13
S25. 2.20
大浄化
かしこくも だいじだいひのかんぜおん ぼさつはめしやのみなになりませり
畏くも 大慈大悲の観世音 菩薩はメシヤの御名になりませり
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌01
よるのよの おわりせまりぬほのぼのと かみのひかりはいでそめにける
夜の世の 終り迫りぬほのぼのと 神の光は出で初めにける
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌02
かんぜおん メシヤとならせたまいしは だいしんぱんのせまればなりけり
観世音 救世主とならせ給いしは 大審判の迫ればなりけり
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌03
はれるやの かんこのこえにかがやいて くだるめしやをあおぐうれしさ
ハレルヤの 歓呼の声に輝いて 降るメシヤを仰ぐ嬉しさ
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌04
あんうんの まくうちやぶりひのごとく めしやのすくいのひかりいでなん
暗雲の 幕うち破り日の如く メシヤの救の光出でなむ
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌05
たちこむる よのあんうんをうちはらい えほばをおうてくだるめしやは
立罩むる 世の暗雲をうち払い エホバを負うて降るメシヤは
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌06
きりすとの さいりんメシヤのこうりんも みろくげしょうもおなじいみなる
キリストの 再臨救世主の降臨も 弥勒下生も同じ意味なる
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌07
ひかりなごめ ちりにまじこりおうしんの みろくのかむわざはやすみにける
光和め 塵に同こり応身の 弥勒の神業はやすみにける
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌08
げんばくの ふかきしぐみにほろぶよを すくいますらんおおみちからに
原爆の 深き仕組に滅ぶ世を 救いますらむ大神力に
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌09
おおみわざ ふかきしぐみはそこしらず ただみこころのままにまかせよ
大御業 深き仕組は底知らず 只御心のままに委せよ
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌10
ああかみの おおみめぐみをもろびとに しらさんとしてこころくだくも
嗚呼神の 大御恵をもろ人に 知らさむとして心砕くも
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌11
みろくしん たたえるきょうのみまつりに つどうまめひとのおもかがよえる
みろく神 讃える今日の御祭りに 集う信徒の面輝よえる
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌12
わこうどうじん おうしんのわざようやくに すみにけらしもゆめのごとくに
和光同塵 応身の業やうやくに すみにけらしも夢の如くに
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌13
かしこくも おうしんのきぬかなぐりて たたむめしやのいさぎよきかも
畏くも 応身の衣かなぐりて 起たむメシヤのいさぎよきかも
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌14
るいらんの あやうきよとはなりにけり すくいのぬしのはやいでませよ
累卵の 危き世とはなりにけり 救いの主のはや出でませよ
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌15
とこやみの よやてのひらをうちかえす ごととこはるとなるぞうれしき
常暗の 世や掌を打かえす 如常明となるぞ嬉しき
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌16
ぬばたまの やみうちはらすにょいのたま いでてあかるきよとなりぬらん
奴羽玉の 暗打晴らす如意の珠 出でて明るき世となりぬらん
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌17
いかならん まがつといえどとこたちの かみのちからにはむかいうべしやは
如何ならむ 曲津といえど常立の 神の力には向いうべしやは
救世53号
S25. 3.11
五六七祭
御歌18
きりすとの ひのせんれいはいままさに よにあれなんとすもこころせよみな
キリストの 火の洗礼は今正に 世に現れなんとすも心せよみな
地上天国14
S25. 3.20
 
みもたまも じょうれいをもてすくいます みわざとなえてひのせんれいという
身も魂も 浄霊をもて救ひます 御業称えて火の洗礼といふ
地上天国14
S25. 3.20
 
わがふるう ひのせんれいをきりすとの きみはてんごくによろこびますらん
わが揮ふ 火の洗霊をキリストの 君は天国に喜びますらむ
地上天国14
S25. 3.20
 
はれるやはれるや めしやのきみはうつしよに くだらせたまうときぞたのしも
ハレルヤハレルヤ メシヤの救主は現世に 降らせ給ふ時ぞたのしも
地上天国14
S25. 3.20
 
ばんにんの まちにまちけるおおいなる めしやのすくいのちからあれなん
万人の 待ちに待ちける大いなる メシヤの救ひの力現れなん
地上天国14
S25. 3.20
 
いやはてに めしやのきみはくだるらん はれるやはれるやのこえにむかわれ
いやはてに メシヤの救主は降るらむ ハレルヤハレルヤの声に迎はれ
地上天国14
S25. 3.20
 
かしこくも だいじだいひのかんぜおん ぼさつはめしやのみなになりませり
畏くも 大慈大悲の観世音 菩薩はメシヤの御名になりませり
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会01
よるのよの おわりせまりぬほのぼのと かみのひかりはいでそめにける
夜の世の 終り迫りぬほのぼのと 神の光は出で初めにける
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会02
かんぜおん メシヤとならせたまいしは だいしんぱんのせまればなりけり
観世音 救世主とならせ給いしは 大審判の迫ればなりけり
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会03
あんうんの まくうちやぶりひのごとく めしやのすくいのひかりいでなん
暗雲の 幕うち破り日の如く メシヤの救の光出でなむ
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会04
たちこむる よのあんうんをうちはらい えほばをおうてくだるめしやは
立罩むる 世の暗雲をうち払い エホバを負うて降るメシヤは
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会05
きりすとの さいりんメシヤのこうりんも みろくげしょうもおなじいみなる
キリストの 再臨救世主の降臨も 弥勒下生も同じ意味なる
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌光宝会06
ひかりなごめ ちりにまじこりおうしんの みろくのかむわざはやすみにける
光和め 塵に同こり応身の 弥勒の神業はやすみにける
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会07
げんばくの ふかきしぐみにほろぶよを すくいますらんおおみちからに
原爆の 深き仕組に滅ぶ世を 救ひますらむ大神力に
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会08
おおみわざ ふかきしぐみはそこしらず ただみこころのままにまかせよ
大御業 深き仕組は底知らず 只御心のままに委せよ
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会09
ああかみの おおみめぐみをもろびとに しらさんとしてこころくだくも
嗚呼神の 大御恵をもろ人に 知らさむとして心砕くも
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会10
くずれゆく このどをめしやのちからもて たてなおさんとわれはいそしむ
崩れゆく 此土をメシヤの力もて 建直さんと吾はいそしむ
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会11
たおれんと するよをこんごうりきをもて ささえたまわんとこたちのかみ
倒れんと する世を金剛力をもて 支え給はむ常立の神
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会12
みせんざん いとどながめのよきところ すいしょうせかいのかたつくらんとすも
弥仙山 いとど眺めの好き所 水晶世界の型造らんとすも
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会13
ちりけがれ はらいきよめておおかみは すいしょうせかいうちたつるなり
塵汚れ 祓い浄めて大神は 水晶世界打樹つるなり
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会14
はれるやはれるやの かんこのこえにむかえられ あめよりくだるめしやまつなり
ハレルヤハレルヤの 歓呼の声に迎えられ 天より降るメシヤ待つなり
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会15
あたらしき うるわしのみよはあれんとし よはじんつうのなやみのなかなる
新しき 美はしの御代は生れんとし 世は陣痛の悩みの中なる
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会16
かがやいて しょうりのみやこへあまくだる めしやはかんぜおんぼさくにおわすも
輝いて 勝利の都へ天降る メシヤは観世音菩薩に在すも
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会17
ぬばたまの やみじさまようこひつじを あわれみたえるみろくおおかみ
奴羽玉の 暗路さ迷ふ小羊を 哀れみ給えるミロク大神
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会18
ぬきもさしも ならぬこのよにめしやきょう いでずばみらいはいかになるらん
抜きも差しも ならぬ此世にメシヤ教 出でずば未来は如何になるらむ
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会19
かげんみの じっそういともありやかに しらすめしやのおしえとうとし
過現未の 実相いともありやかに 知らすメシヤの教尊し
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会20
さながらに てんごくなれやまめびとの みなかがよえるきょうのみまつり
宛らに 天国なれや信徒の みな輝よえる今日の御祭
光宝会資料
S25. 3.**
大祭御歌
光宝会21
ちじょうてんごく たつるずいうんさんのもと はるのみまつりいわうめでたさ
地上天国 建つる瑞雲山の下 春の御祭祝ふめでたさ
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
ちじょうてんごく いまうちたつるつちのねは そらにひびかいいさましきかも
地上天国 今打樹つる槌の音は 空にひびかい勇ましきかも
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
ちよよろず としをかさねておおかみの しぐみはいましなりなんとすも
千代万 歳を重ねて大神の 仕組は今し成りなむとすも
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
いくちとせ またれぬるかもあくがれの ちじょうてんごくいまあれなんとすも
幾千歳 待たれぬるかもあくがれの 地上天国今現れなむとすも
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
めでたけれ おもうがままにてんごくの せっけいなりぬかみのまもりに
芽出度けれ 思ふがままに天国の 設計成りぬ神の守りに
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
さぞやさぞ ずいうんてんごくうちたつる あかつきよびとめぞみはるらん
さぞやさぞ 瑞雲天国打樹つる 暁世人目ぞ瞠るらん
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
よをあげて いまわしきことどもしげかるは かみをわすれしつみなればなり
世を挙げて 忌はしき事ども繁かるは 神を忘れし罪なればなり
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
さながらに じごくえまきのうつしよを そとにてんごくつくるたのしさ
宛らに 地獄絵巻の現し世を 外に天国造るたのしさ
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
おおかみの よさしのままにすすむわざ ぜんとひにひにひろぎゆくなり
大神の 任さしのままに進む業 前途日に日にひろぎゆくなり
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
けがれたる このどをきよめうるわしき てんごくたつるよろこびにおり
穢れたる 此土を浄め美はしき 天国樹つるよろこびにをり
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
くずれゆく このどをめしやのちからもて たてなおさんとわれはいそしむ
崩れゆく 此土をメシヤの力もて 建直さんと吾はいそしむ
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
たおれんと するよをこんごうりきをもて ささえたまわんとこたちのかみ
倒れんと する世を金剛力をもて 支え給はむ常立の神
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
みせんざん いとどながめのよきところ すいしょうせかいのかたつくらんとすも
弥仙山 いどと〔とど〕眺めの好き所 水晶世界の型造らんとすも
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
ちりけがれ はらいきよめておおかみは すいしょうせかいうちたつるなり
塵汚れ 祓い浄めて大神は 水晶世界打樹つるなり
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
はれるやはれるやの かんこのこえにむかえられ あめよりくだるめしやまつなり
ハレルヤハレルヤの 歓呼の声に迎えられ 天より降るメシヤ待つなり
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
あたらしき うるわしのみよはあれんとし よはじんつうのなやみのなかなる
新しき 美はしの御代は生れんとし 世は陣痛の悩みの中なる
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
かがやいて しょうりのみやこへあまくだる めしやはかんぜおんぼさつにおわすも
輝いて 勝利の都へ天降る メシヤは観世音菩薩に在すも
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
ぬばたまの やみじさまようこひつじを あわれみたまえるみろくおおかみ
奴羽玉の 暗路さ迷ふ小羊を 哀れみ給えるミロク大神
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
ぬきもさしも ならぬこのよにめしやきょう いでずばみらいはいかになるらん
抜きも差しも ならぬ此世にメシヤ教 出でずば未来は如何になるらむ
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
かげんみの じっそういともありやかに しらすめしやのおしえとうとし
過現未の 実相いともありやかに 知らすメシヤの教尊し
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
さながらに てんごくなれやまめひとの みなかがよえるきょうのみまつり
宛らに 天国なれや信徒の みな輝よえる今日の御祭
救世58号
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
かんのんの じひとはぜんあくむさべつに みそなわせたまうことにぞありける
観音の 慈悲とは善悪無差別に 鑒はせ給う事にぞありける
地上天国15
S25. 4.20
 
よしとあし たてわけたまうみちからを ふるうめしやのみわざかしこし
善と悪 立別け給ふ御力を 揮ふメシヤの御業畏こし
地上天国15
S25. 4.20
 
かんぜおん またのみなだいひぼさつとは ぶつめつのよのかなしみにぞある
観世音 又の御名大悲菩薩とは 仏滅の世の悲しみにぞある
地上天国15
S25. 4.20
 
ぜんをたたえ あくをとがめぬかんぜおん ぼさつのみこころこころとせよみな
善を讃え 悪を咎めぬ観世音 菩薩の御心心とせよみな
地上天国15
S25. 4.20
 
かんぜおん ぼさつのみなをようきさせ めしやのみなによぞすくうなり
観世音 菩薩の御名を揚棄させ メシヤの御名に世ぞ救ふなり
地上天国15
S25. 4.20
 
かんのんの ころもをかなぐりすてたまい めしやとあるるおおいなるとき
観音の 衣をかなぐり捨て給ひ メシヤと現るる大いなる時
地上天国15
S25. 4.20
 
あれくるう ひのうみのなかにきぜんたり いかめしくたつかみのやかたは
荒れ狂ふ 火の海の中に毅然たり 厳めしくたつ神の館は
救世61号
S25. 5. 6
 
わざわいの おこるはおこるいわれあり あめつちもものそのことごとは
禍の 起るは起るいわれあり 天地もものそのことごとは
救世61号
S25. 5. 6
 
いまだよに なきうるわしきりそうきょう いましあたみにあれなんとすも
未だ世に なき美はしき理想境 今し熱海に生れなむとすも
救世61号
S25. 5. 6
 
てんごくの ゆめをまざまざうつしよに あらわさんとするわがのぞみかも
天国の 夢をまざまざ現世に 現はさむとするわが望みかも
救世61号
S25. 5. 6
 
いまわしき うつしよのさまわすらいて あかなくさまようちじょうてんごく
忌はしき 現世の状忘らひて 飽かなくさまよふ地上天国
救世61号
S25. 5. 6
 
ちじょうてんごく あれなんとしてじんつうの なやみのなかのうつしよのさま
地上天国 生れなんとして陣痛の 悩みの中の現し世のさま
救世63号
S25. 5.20
 
やまいなく ひんなくあらそいなきみよは がくのちからでなどうべけんや
病なく 貧なく争いなき御代は 学の力でなど得べけんや
救世63号
S25. 5.20
 
てんごくの あれしをしらでれんごくの そこにうごめくむしんこうしゃよ
天国の 生れしを知らで煉獄の 底にうごめく無信仰者よ
救世63号
S25. 5.20
 
もののみに たよりひたすらつかまんと すれどにげゆくこうふくのにじ
物のみに 頼り只管つかまんと すれど逃げ行く幸福の二字
救世63号
S25. 5.20
 
にんげんの ちえのみいかにふるうとて かいなきよなりかみにそむけば
人間の 智慧のみ如何に揮ふとて 甲斐なき世なり神に背けば
救世63号
S25. 5.20
 
ぶんかのみ いかにすすむもじんるいの こうふくはなしかみよそにして
文化のみ 如何に進むも人類の 幸福はなし神他にして
救世63号
S25. 5.20
 


昭和25年 7月~12月

御     歌

原   典

おおかみは うずのかむわざひそやかに なさしめんとしてひとやえらみぬ
大神は 珍の神業ひそやかに 成さしめんとして牢獄えらみぬ
地上天国16
S25. 8.15
 
ためしなき ふかきしぐみはひとのめの なきろうごくぞこよなくよきも
例しなき 深き仕組は人の眼の なき牢獄ぞ比上なくよきも
地上天国16
S25. 8.15
 
きゅうせいの ふかきしんぴをあかさんと かみはひとやにわれいざないぬ
救世の 深き神秘を証さんと 神は牢獄に吾誘ひぬ
地上天国16
S25. 8.15
 
きせきなり ああきせきなりにんげんの ちえもてはかれぬうずのかむわざ
奇蹟なり 嗚呼奇蹟なり人間の 智恵もてはかれぬ珍の神業
地上天国16
S25. 8.15
 
やまよりも たかくうみよりふかきなり すくいのわざのしんぴのかずかず
山よりも 高く海より深きなり 救の業の神秘の数々
地上天国16
S25. 8.15
 
ひのひかり かがやきだせばまがつらの かくるるところなきぞはかなき
日の光 輝き出せば曲津等の 隠るる処なきぞはかなき
地上天国16
S25. 8.15
 
うめさくら はじめももはなうえなんと ところえらびぬりっしゅんのきょう
梅桜 初め百花植えなむと 所えらびぬ立春の今日
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
とこはるの さまをこのどにあらわして ちじょうてんごくいまつくらんとすも
常春の 様を此土に表はして 地上天国今造らむとすも
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
とりうたい ももはなにおうてんごくの さまをうつせるずいうんきょうかな
鳥歌ひ 百花匂ふ天国の 様を写せる瑞雲郷かな
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
うつしよの てんごくなるかもさきみだる ももはなのなかにいうみやまながむる
現世の 天国なるかも咲き乱る 百花の中に居海山挑むる
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
うつしよに かくもたえなるぱらだいす ありやとうたがうずいうんてんごく
現世に 斯くも妙なるパラダイス ありやと疑ふ瑞雲天国
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
ずいうんの たなびくおくにえのごとき かえんにうかむはくあのでんどう
瑞雲の 靉く奥に絵の如き 花苑に浮かむ白亜の殿堂
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
さながらに てんごくしびきゅうとみゆるなり おううんにうかむはくあのみやどの
宛らに 天国紫微宮と見ゆるなり 桜雲に浮かむ白亜の宮殿
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
いいつたう ぎおんしょうじゃにいやまさる ごくらくきょうをあたみへつくらん
言ひ伝ふ 祇園精舎にいや優る 極楽境を熱海へ造らむ
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
ももはなの いろかによいてめをやれば はるかにかすむいずのしまやま
百花の 色香に酔ひて眼をやれば 遥かにかすむ伊豆の島山
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
てんねんと じんこうのびをこころゆく まであらわせるずいうんてんごく
天然と 人工の美を心ゆく まで表はせる瑞雲天国
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
はるはあたみ あきははこねのながめよき ところえらみててんごくたつわれ
春は熱海 秋は箱根の眺め好き 所選みて天国建つわれ
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
くちぐちに ひとそやすなりずいうんきょうに あればうきのよわすらいけるとや
口々に 人そやすなり瑞雲郷に あれば憂きの世忘らひけるとや
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
うつしよの じごくにうめくもろびとの しばしやすらうてんごくのその
現世の 地獄にうめく諸人の しばし憩らう天国の苑
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
みもたまも うかとうせんのおもいすも せいせいだいにたちよもみれば
身も魂も 羽化登仙の思ひすも 晴々台に佇ち四方みれば
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
さんすいの びはきわまりてはなのくも がんかにひろごるせいせいだいじょう
山水の 美は極まりて花の雲 眼下に拡ごる晴々台上
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
おううんの ただよううえにはろけくも はくあのみやどのかすみかかれる
桜雲の ただよう上にはろけくも 白亜の宮殿霞かかれる
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
おううんを へだててかすみのえにうかむ このうつしよのしびてんきゅうはも
桜雲を へだてて霞の上に浮む 此現世の紫微天宮はも
地上天国16
S25. 8.15
瑞雲天国
ためしなき さばきのさましもろびとの まなこにうつるときとなりぬる
例なき 審判の状し諸人の 眼に映る時となりぬる
救世66号
S25. 8.23
 
ゆめにだも おもおえぬかもおおいなる しんぱんのさまのおそろしきさま
夢にだも 思ほえぬかも大いなる 審判の状の恐ろしきさま
救世66号
S25. 8.23
 
ひとのよの おわりのさまのおそろしさ うちおののかんかみしらぬひとら
人の世の 終りの状の恐しさ うち戦かん神知らぬ人ら
救世66号
S25. 8.23
 
いかならん かたくなびともひれふして かみをあおがんおわりのひはも
如何ならむ 頑くな人も鰭伏して 神を仰がん終りの日はも
救世66号
S25. 8.23
 
かみはなしと こころおごれるえらびとの かぶとをぬがんよぞきつるなり
神は無しと 心驕れる偉人の 兜を脱がん世ぞ来つるなり
救世66号
S25. 8.23
 
ひたすらに かみいのるよりほかせんすべの なきをさとらんよのおわりのひ
ひたすらに 神祈るより外詮すべの なきを悟らん世の終りの日
救世66号
S25. 8.23
 
ひともものも ついえなんとするおそろしさ かみよりほかにすがるものなき
人も物も 潰えなんとする恐しさ 神より外に縋るものなき
救世67号
S25. 8.30
 
ちのうえの けがれきよむるかむわざは ひのせんれいのことにぞありける
地の上の 穢れ浄むる神業は 火の洗霊の事にぞありける
救世67号
S25. 8.30
 
せんれいの ひのかむわざをおおかみは よさしたまいぬわがからたまに
洗霊の 火の神業を大神は 任し給いぬ我体魂に
救世67号
S25. 8.30
 
ひはれいに ありせばわれがうちふるう じょうれいとてもしんりきとしれ
火は霊に ありせば吾が打ち揮ふ 浄霊とても神力と知れ
救世67号
S25. 8.30
 
つたえきく のあのこうずいにもいやまさる ひのせんれいによびとおののかん
伝え聞く ノアの洪水にもいや勝る 火の洗霊に世人おののかむ
救世67号
S25. 8.30
 
いかならん まがびとたりとひれふして かみにすがらんよのおわりのひ
如何ならむ 曲人たりとひれ伏して 神に縋らん世の終りの日
救世67号
S25. 8.30
 
ちじょうてんごく いよいよなりてめでたくも よろこびいわうきょうのみまつり
地上天国 弥々成りて目出度も 喜び祝ふ今日の御祭
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
いとちさき かたにしあれどおおかみの めぐみのさちにてんごくなりぬる
いと小さき 型にしあれど大神の 恵みの幸に天国成りぬる
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
よをあげて たたえんときぞまたるなり わがかむわざのよにしらるれば
世を挙げて 讃えん時ぞ待たるなり 我神業の世に知らるれば
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
てんをます おおきもふたばのいとちさき ころもありけることしおもおゆ
天をます 大樹も双葉のいと小さき 頃もある〔り〕ける事し思ほゆ
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
このうずの しんせんきょうのすがたこそ やがてあれなんてんごくのかた
此珍の 神仙郷の姿こそ やがて生れなむ天〔国〕の型
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
いくまんねん またれたまいしおおかみの しぐみはいましことはじむなり
幾万年 待たれ給ひし大神の 仕組は今し事はじむなり
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
しんぜんび まったきすがたひとのめに うつるなるらめしんせんきょうはも
真善美 完き姿人の眼に 映るなるらめ神仙郷はも
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
とこやみの よをてらさんとひのかみは にっこうでんをつくらせたまいぬ
常暗の 世を照さむと日の神は 日光殿を造らせ給ひぬ
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
ひのかみの てらすゆにはにききとして えらぎつどえるまめひとのむれ
日の神の 照す斎場に嬉々として 歓ぎ集へる信徒の群
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
めにみみに たのしききょうのみまつりは みろくのみよぞしのばれにける
目に耳に 楽しき今日の御祭は 五六七の御代ぞ偲ばれにける
地上天国
出来るまで
S25. 9.21
ちじょうてんごく いよいよなりてめでたくも よろこびいわうきょうのみまつり
地上天国 弥よ成りて目出度も 喜び祝ふ今日の御祭
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)01
いとちさき かたにしあれどおおかみの めぐみのさちにてんごくなりぬる
いと小さき 型にしあれど大神の 恵みの幸に天国成りぬる
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)02
よをあげて たたえんときぞまたれける わがかむわざのよにしらるれば
世を挙げて 讃えん時ぞ待たれける 我神業の世に知らるれば
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)03
てんをます おおきもふたばのいとちさき ころもありけることしおもおゆ
天をます 大樹も双葉のいと小さき 頃もありける事し思ほゆ
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)04
このうずの しんせんきょうのすがたこそ やがてあれなんてんごくのかた
此珍の 神仙郷の姿こそ やがて生れなむ天国の型
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)05
いくまんねん またれたまいしおおかみの しぐみはいましことはじむなり
幾万年 待たれ給ひし大神の 仕組は今し事はじむなり
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)06
しんぜんび まったきすがたひとのめに うつるなるらめしんせんきょうはも
真善美 完き姿人の眼に 映るなるらめ神山郷はも
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)07
とこやみの よをてらさんとひのかみは にっこうでんをつくらせたまいぬ
常闇の 世を照さむと日の神は 日光殿を造らせ給ひぬ
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)08
ひのかみの てらすゆにはにききとして えらぎつどえるまめひとのむれ
日の神の 照す斎場に喜気として 歓ぎ集へる信徒の群
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)09
めにみみに たのしききょうのみまつりは みろくのみよぞしのばれにける
目に耳に 楽しき今日の御祭は 五六七の御代ぞ偲ばれにける
光宝会資料
S25. 9.21
秋季大祭
(祭典時)10
ちじょうてんごく いよいよなりてめでたくも よろこびいわうきょうのみまつり
地上天国 弥々成りて目出度も 喜び祝ふ今日の御祭
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌01
いとちさき かたにしあれどおおかみの めぐみのさちにてんごくなりぬる
いと小さき 型にしあれど大神の 恵みの幸に天国成りぬる
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌02
よをあげて たたえんときぞまたれける わがかむわざのよにしらるれば
世を挙げて 讃えん時ぞ待たれける 我神業の世に知らるれば
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌03
てんをます おおきもふたばのいとちさき ころもありけることしおもおゆ
天をます 大樹も双葉のいと小さき 頃もありける事し思ほゆ
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌04
このうずの しんせんきょうのすがたこそ やがてあれなんてんごくのかた
此珍の 神仙郷の姿こそ やがて生れなむ天国の型
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌05
いくまんねん またれたまいしおおかみの しぐみはいましことはじむなり
幾万年 待たれ給ひし大神の 仕組は今し事はじむなり
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌06
しんぜんび まったきすがたひとのめに うつるなるらめしんせんきょうはも
真善美 完き姿人の眼に 映るなるらめ神仙郷はも
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌07
とこやみの よをてらさんとひのかみは にっこうでんをつくらせたまいぬ
常暗の 世を照さむと日の神は 日光殿を造らせ給ひぬ
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌08
ひのかみの てらすゆにはにききとして えらぎつどえるまめひとのむれ
日の神の 照す斎場に嬉々として 歓ぎ集へる信徒の群
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌09
めにみみに たのしききょうのみまつりは みろくのみよぞしのばれにける
目に耳に 楽しき今日の御祭は 五六七の御代ぞ偲ばれにける
「栄光」 72号
S25.10. 4
秋季大祭
御歌10
ためしなき おおいなるなやみきたらんと するいまてんごくつくるわれはも
例しなき 大いなる悩み来たらんと する今天国つくる吾はも
地上天国17
S25.10.15
 
おおいなる なやみをよそにけんせつの つちふるうなりかみのまめひと
大いなる 悩みを他に建設の 鎚揮ふなり神の信徒
地上天国17
S25.10.15
 
あまたある おしえをすくうおしえこそ めしやのふるうちからなりけり
数多ある 教を救ふ教こそ メシヤの揮ふ力なりけり
地上天国17
S25.10.15
 
とこやみに あえぎうごめくこひつじを ひかりのみちにいざなうわがわざ
常暗に 喘ぎうごめく小羊を 光の道に誘ふわが業
地上天国17
S25.10.15
 
ぬばたまの やみにつえなくさまよえる ひとこそたずねよこうみょうのくに
奴羽玉の 闇に杖なく彷える 人こそたづねよ光明の国
地上天国17
S25.10.15
 
ちからなり ああちからなりついえなん よをささぐるもかみのみちから
力なり 嗚呼力なり潰えなむ 世を支ぐるも神の御力
地上天国17
S25.10.15
 
しんこうは いくつともなくよにしあれど いまだこのよをすくえぬぞうき
信仰は いくつともなく世にしあれど 未だ此世を救へぬぞ憂き
地上天国18
S25.11.25
 
あなあやう ふんかさんじょうにおかれたる にじゅういくおくのじんるいおもえば
あな危ふ 噴火山上に置かれたる 二十幾億の人類思へば
地上天国18
S25.11.25
 
おそろしの ごうかはおちこちもえそめぬ やがてひとのよやきつくさんかも
恐ろしの 劫火は遠近燃え初めぬ やがて人の世焼き尽さんかも
地上天国18
S25.11.25
 
あかきひは あちらこちらにもえんとす けさでおくべきやかみのちからに
赤き火は あちらこちらに燃えんとす 消さでおくべきや神の力に
地上天国18
S25.11.25
 
もえいでし あやしきひのてはひろごりて このどのうえをなめつくさんずも
燃へ出でし 怪しき火の手は拡ごりて 此土の上を舐めつくさんずも
地上天国18
S25.11.25
 
かぐつちの かみはけがれしちのうえを きよめたまわんてんごくちかまり
火具槌の 神は汚れし地の上を 浄め給はん天国近まり
地上天国18
S25.11.25
 
ほろぶもの よみがえるものおのずから たちわかるらめよのおわりには
滅ぶもの 甦へるもの自から 立ち分るらめ世の終りには
地上天国18
S25.11.25
 
かみはよぞ すみきらわんとかしこくも ひのせんれいをなさしめたまわん
神は世ぞ すみきらはんと畏くも 火の洗霊をなさしめ給はむ
地上天国18
S25.11.25
 
しこぐさの ところせきまではびこれる ちぞやきまさんひのせんれいをもて
醜草の 所狭きまではびこれる 地ぞ焼きまさん火の洗霊をもて
地上天国18
S25.11.25
 
かみありや なしやなどとうたわごとを ふうじたまわんかむさばかれて
神ありや 無しやなどとう戯言を 封じ給はむ神裁かれて
地上天国18
S25.11.25
 
かみありや なきやをしらすかむわざは きせきよりほかなきとしれかし
神ありや 無きやを知らす神業は 奇蹟より外なきと知れかし
地上天国18
S25.11.25
 
かみなしと いうものしりのはかなさよ やがてみまえにひれふすもしらで
神無しと いふ物識りのはかなさよ やがて神前に鰭れ伏すも知らで
地上天国18
S25.11.25
 
しゃかこうし やそまほめっとたちまちのぞむ ちじょうてんごくわれつくるなり
釈迦孔子 耶蘇マホメットたち待ち望む 地上天国吾造るなり
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌01
ちょうせんの しょうどのさまのおそろしさ やがてきぬらんちのことごとに
朝鮮の 焦土の状の恐しさ やがて来ぬらん地の悉に
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌02
せんれいの ひのてはすでにちょうせんに もえそめにけりこころせよみな
洗霊の 火の手は已に朝鮮に 燃え初めにけり心せよみな
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌03
すさまじき ひのせんれいのきぬるとて いとやすからめかみにあるみは
凄じき 火の洗霊の来ぬるとて いと安からめ神にある身は
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌04
げんばくの あめにひとびとにげまどう ときのきぬるをかくごせよみな
原爆の 雨に人々逃げまどふ 時の来ぬるを覚悟せよみな
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌05
かみをせに かがくにたよるもろびとの ほぞをかむひのちかまりにける
神を背に 科学に頼る諸人の 臍を噛む日の近まりにける
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌06
やがてこん さばきのとうげやすらけく こすひととなれみたまみがきて
やがて来む 審判の峠安らけく 越す人となれ身魂磨きて
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌07
せんれいの ひのうずまきはちのうえを なめつくすなりきよどのこして
洗霊の 火の渦巻は地の上を 舐め尽すなり浄所残して
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌08
かみなしと いいしはなたかびとたちの ひれふすすがたみるぞうたてき
神無しと いひし鼻高人達の 平〔鰭〕伏す姿見るぞうたてき
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌09
かみありと いうひとかみなしというひとの たてわけらるるだいしんぱんかな
神ありと 言ふ人神無しと言ふ人の 立別らるる大審判かな
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌10
かみにそむき よをみだしたるまがびとの かみにいのるもせんなきしゅうまつ
神に背き 世を紊したる曲人の 神に祈るも詮なき終末
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌11
ひたぶるに かみにいのるもせんなけれ よをみだしたるつみとがのみは
ひたぶるに 神に祈るも詮なけれ 世を紊したる罪とがの身は
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌12
てんさけび じしん(ないふる?)いかずちとどろかん さいごのときのおそろしきさま
天叫び 地震雷轟かん 最後の時の恐しき状
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌13
てんふるい ちじくゆるがんときこそは かみのちからにたよるほかなき
天震ひ 地軸揺がむ時こそは 神の力に頼る外なき
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌14
しんぱんの ひのすさまじさてんあおぎ かみにいのるもすでにおそかり
審判の 火の凄じさ天仰ぎ 神に祈るも已に遅かり
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌15
いやはてに ほろびんとするうつしよを すくうはめしやのちからにぞある
いやはてに 滅びんとする現世を 救ふはメシヤの力にぞある
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌16
えいこうの くもよりくだるだいメシヤに しょうどはたちまちてんごくとかすらん
栄光の 雲より降る大救主に 焦土は忽ち天国と化すらん
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌17
たいぞうの みろくはすでにあれたまい たてなおすひをまたれぬるかな
胎蔵の ミロクは已に生れ給ひ 建直す日を待たれぬるかな
光宝会資料
S25.12.23
御聖誕祭
御歌18
かみなしと ほこりしひとのゆくすえは わがみのなしをかたるにやあらむ
神無しと 誇りし人の行末は 我身のなしを語るにやあらむ
地上天国19
S25.12.25
 
しんこうの なきひといつもみるごとに ほねなしびととおもおゆるわれ
信仰の 無き人いつも見る毎に 骨なし人と思ほゆる吾
地上天国19
S25.12.25
 
うきくさの ただようにもにしさだめもつ ひとにかあらむしんこうなければ
浮草の 漂ふにも似し運命もつ 人にかあらむ信仰なければ
地上天国19
S25.12.25
 
しんこうの なきひとみればおもうかな くらげににたるほねなしびとと
信仰の なき人見れば思うかな クラゲに似たる骨無し人と
地上天国19
S25.12.25
 
おそろしき このうつしよにありながら かみにたよらでなどやすかれや
恐しき 此現世にありながら 神に頼らでなど安かれや
地上天国19
S25.12.25
 
つかのまも こころやすらにあるべきや かみにそむけるひととうひとは
束の間も 心安らにあるべきや 神に背むける人とう人は
地上天国19
S25.12.25
 
やりぶすま やいばのかきにかくまるる さまにもにたりいまのよのひと
槍衾 刃の垣にかくまるる 状にも似たり今の世の人
地上天国19
S25.12.25
 
ちはやぶる かみのひかりにてらされて とこやみのよもやすけかりける
千早振る 神の光に照らされて 常暗の世も安けかりける
地上天国19
S25.12.25
 
とこやみの みちつえもたですすみゆく ひとのあやうきよにぞありける
常暗の 道杖もたで進みゆく 人の危ふき世にぞありける
地上天国19
S25.12.25
 
るいらんの あやうきよとはなりにける おおいなるたたかいはじまるけはいに
累卵の 危ふき世とはなりにける 大いなる戦ひ始まる気配に
地上天国19
S25.12.25
 
あかきあらし ふきすさまんとするいまし よのことごとよかみにめざめそ
赤き嵐 吹荒まんとする今し 世の悉よ神に目覚めそ
地上天国19
S25.12.25
 
あかきあらし ふきぞすさまんひとのよの ほろぶるときのちかまりにければ
赤き嵐 吹きぞ荒まん人の世の 滅ぶる時の近まりにければ
地上天国19
S25.12.25