――― 岡 田 自 観 師 の 御 歌 集 ――― |
く
御 歌 |
原 典 |
題 |
くうそうと おもいしのぞみじっそうと あらわるるゆめかかえひさなり 空想と おもひしのぞみ実相と 現はるる夢抱え久なり |
山と水
1161 S 9.12.16 |
夢 |
くくだちの ふきのあおさをしたしみつ あめしずやかなにわにたたずむ くくだちの 蕗の青さをしたしみつ 雨しづやかな庭にたたずむ ※くくだち=莖立。春の季語。菜っ葉類の花茎が高く抜きん出て薹の立つこと |
山と水
1061 S 9. 2. 6 |
春 |
くさぐさの おしえあれどもまったきの おしえはいまだあらじとぞおもう 種々の 教あれども完きの 教は未だあらじとぞ思う |
御讃歌集 202 |
さいごのすくい 最後の救 |
くさにねて あおげばそらとわれのみの てんちなりけりもののおとなく 草に臥て あふげば空と吾のみの 天地なりけり物の音なく |
山と水
0761 S 8. 2. 8 |
春 の 空 |
くさのほの ややにのびけるおかのうえ そよろふきくるかぜなぶろうも 草の穂の ややにのびける丘の上 そよろ吹きくる風なぶろふも |
山と水
0533 S 7. 3.16 |
春はゆく |
くさのほは つゆしとどにてちろちろと うごのつちみぞまだせせらげる 草の穂は 露しとどにてちろちろと 雨後の土溝未だせせらげる |
山と水
1190 S10. 3.11 |
雨 後 |
くさのみどりがせんめいだ しゃめんにひがすべっている あさだ 草の緑が鮮明だ 斜面に陽がすべつてゐる 朝だ |
山と水
0486 S 7. 2.10 |
春 |
くさばなの さくをまちいるもどかしさ それにもにたるあるときのわれ 草花の 咲くを待ちゐるもどかしさ それにも似たるある時の吾 |
山と水
1128 S 9. 7.23 |
心 |
くさもゆる つつみすべりてはるのひは すいもんのとにとどきけぶろう 草萌ゆる 堤すべりて春の陽は 水門の扉にとどきけぶろう |
山と水
0718 S 8.**.** |
王 子 新東京を詠む |
くさもゆる はるのはいつにかわらねど うつりゆくよのうれたきすがたよ 草萌ゆる 春野は何時に易らねど 移りゆく世の憂れたき姿よ |
御讃歌集 284 |
れいほう 霊峰 |
くさもゆる はるのはいつにかわらねど うつりゆくよのうれたきすがたよ 草萌ゆる 春野は何時に易らねど 移りゆく世の憂れたき姿よ |
御讃歌集 (改)409 |
ぐうかん 偶感 |
くしびなり ああくしびなりねぎごとの ただしかりせばかなえますなり 奇びなり 噫奇びなり願事の 正しかりせば叶えますなり |
御讃歌集 125 |
のりのはな 法の華 |
くしびなり ああくしびなりねぎごとの ただしかりせばかなえますなり 奇びなり 嗚呼〔噫〕奇びなり願事の 正しかりせば叶へますなり |
御讃歌集 (改)078 |
かみのみこころ 神の御心 |
くしびなる このかむわざにくらぶもの ひろきうつしよにあらじとぞおもう 奇びなる この神業に比ぶもの ひろき現世にあらじとぞ思う |
御讃歌集 106 |
ちじょうてんごく 地上天国 |
くしびなる このかむわざにくらぶもの ひろきうつしよにあらじとぞおもう 奇びなる 此神業に比ぶもの ひろき現世にあらじとぞ思ふ |
御讃歌集 (改)089 |
かみわざ 神業 |
くしびなる みょうちのちからうつそみの よびとにめぐもうじひのみほとけ 奇びなる 妙智の力現身の 世人に恵もう慈悲の御仏 |
御讃歌集 087 |
観音 妙智力 |
くしびなる わがかむわざはいにしえゆ ふみにもみえずいいつたえにもなき 奇びなる 我神業は古へゆ 書にも見へず言伝へにもなき |
御讃歌集 (改)092 |
かみわざ 神業 |
くしびなる わがかむわざはいにしえゆ ふみにもみえずことづてにもなき 奇びなる わが神業は古えゆ 文にも見えず言伝にもなき |
御讃歌集 273 |
われ 吾 |
くしびなる わがさだめかもかみほとけ ひとかあらずかとくよしもなき 奇びなる わが運命かも神仏 人かあらずか解くよしもなき |
明麿近詠集 S15.12.23 |
049 |
くすりある かぎりこのよにこうふくは なきとしれかしよのもろびとよ 薬ある 限りこの世に幸福は なきと知れかし世の諸人よ |
「栄光」
217 S28. 7.15 |
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くすりとう くすりことごとのこりなく うみへすてなばやむひときえなん 薬とふ 薬悉残りなく 海へ棄てなば病む人消えなむ |
地上天国30 S26.11.25 |
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くすりとう どくをのませていたつきを なおすいがくのおかしからめや 薬とう 毒を飲ませて病を 治す医学の可笑しからめや |
地上天国50 S28. 7.25 |
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くすりとう どくをもとめていたつきを つくるめしいのなどおおきよや 薬とう 毒を求めて病を 作る盲のなど多き世や |
「栄光」
255 S29. 4. 7 |
全集未収録 |
くすりとは どくなりとうことわりを しりてまことのさちめぐまれしなる 薬とは 毒なりとふ理を 知りて真の幸恵まれしなる |
「栄光」
217 S28. 7.15 |
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くすりほど よにおそろしきものあらじ やまいをつくるものにありせば 薬程 世に恐ろしきものあらじ 病を作るものにありせば |
「栄光」
217 S28. 7.15 |
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くすりもて いたつきいゆとおもうこそ あわれめしいにあればなりけり 薬もて 病き癒ゆと思ふこそ 哀れ盲にあればなりけり |
「栄光」159 S27. 6. 4 |
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くすりもて びょうきをつくりなやみいる そのおろかさをしらすわれはも 薬もて 病気を作り悩みゐる その愚かさを知らす吾はも |
「栄光」
230 S28.10.14 |
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くすりもて やまいがなおるものなれば よにやむひとはあらじとおもう 薬もて 病が治るものなれば 世に病む人はあらじと思ふ |
「栄光」
218 S28. 7.22 |
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くすりもて やまいをつくりいのちまで ちぢむるおろかさうたてきのよや 薬もて 病を作り命まで 縮むる愚かさうたてきの世や | 地上天国50 S28. 7.25 | |
くずれゆく このうつしよをまことなき ひとのちからにささえうべきや 崩れゆく 此うつし世を誠なき 人の力に支え得べきや |
光宝会資料 S25. 1. 1 |
新年御歌 祭典時15 |
くずれゆく このうつしよをまことなき ひとのちからにささえうべきや 崩れゆく 此現世を誠なき 人の力に支え得べきや |
地上天国13 S24.12.21 |
大浄化 |
くずれゆく このどをめしやのちからもて たてなおさんとわれはいそしむ 崩れゆく 此土をメシヤの力もて 建直さんと吾はいそしむ |
光宝会資料 S25. 3.** |
光宝会大祭 御歌11 |
くずれゆく このどをめしやのちからもて たてなおさんとわれはいそしむ 崩れゆく 此土をメシヤの力もて 建直さんと吾はいそしむ |
「救世」58 S25. 4.15 |
天国大教会 春の大祭 |
くだちける よるのゆぶねにわれひたり うつろにみいるでんとうのひかり くだちける 夜の湯槽に吾ひたり うつろに見いる電灯のひかり |
山と水
0514 S 7. 3.10 |
熱 海 |
くたぶれて くさにいこえばかげろうに つつまるるはるのひととなりける くたぶれて 草に憩えば陽炎に つつまる春の人となりける |
山と水
0536 S 7. 3.16 |
春 野 |
くちぐちに ひとそやすなりずいうんきょうに あればうきのよわすらいけるとや 口々に 人そやすなり瑞雲郷に あれば憂きの世忘らひけるとや |
地上天国16 S25. 8.15 |
瑞雲天国 |
くちぐちに ひとそやすなりずいうんきょうに あればうきのよわすらえるとや 口々に 人そやすなり瑞雲郷に あれば憂きの世忘らへるとや |
御讃歌集 (改)380 |
瑞雲天国 (二) |
くちさきで いいのがれんとするかれの おもてをみつめつわれかなしけり 口先で 言い逃れんとする彼の 面を見つめつ吾悲しかり |
山と水
1225 S10. 6.15 |
身辺詠 (二) |
くちずやけぬ たからというはめにみえぬ とくをほどこすことにぞありける 朽ちず焼けぬ 宝といふは目に見えぬ 徳を施す事にぞありける |
御讃歌集 (改)338 |
せいしいちにょ 生死一如 |
くにあえぐ いくまんおくのひとぐさの かんきにえらぐときぞまちぬる 苦に喘ぐ 幾万億の人草の 歓喜にえらぐ時ぞ待ちぬる |
明麿近詠集 S23.10.15 |
369 |
くにあげて やみになやめるこのひごろ すくうはかみのひかりよりなき 国挙げて 闇に悩める此日比 救ふは神の光よりなき |
明麿近詠集 S23. 5. 1 |
334 神の守 |
くにぐにに たまりたまれるつみけがれ きよむるときぞよのおわりなる 国々に 溜り溜れる罪穢 浄むる時ぞ世の終りなる |
S28. 2. 4 | 立春祭 御歌15 |
くにぐにに たまりたまれるつみけがれ きよむるときぞよのおわりなる 国々に 溜り溜れる罪穢 浄むる時ぞ世の終りなる |
地上天国46 S28. 3.25 |
|
くにぐにの わざわいいよよふかまりぬ さらつのみよのあるるきざしや 国々の 殃ひいよよふかまりぬ 新つの御代の生るるきざしや |
明麿近詠集 S18. 2. 5 |
155 立 春 |
くにたみの いのちをつなぐかてさえも たらぬはちえのたらぬがゆえなる 国民の 命を繋ぐ糧さへも 足らぬは智慧の足らぬが故なる |
地上天国54 S28.11.25 |
命の糧 |
くにとくに ひととひととのはてもなき いさかいとむるはかみのほかなき 国と国 人と人との涯もなき 争ひ止むるは神の外なき |
明麿近詠集 S15.12.23 |
069 |
くにのなやみ つぎつぎおこるうたてさよ かみにそむけるとがにありせば 国の悩み 次つぎ起る嘆てさよ 神に背ける尤にありせば |
明麿近詠集 S22. 1.19 |
309 誠 |
くにのなやみ とけぬはもものつかさらが まことのとぼしきゆえにぞありける 国の悩み 解けぬは諸の司等が 誠の乏しき故にぞありける |
御讃歌集 (改)415 |
ぐうかん 偶 感 |
くにのなやみ とけぬはもものつかさらに まことごころのとぼしきゆえなる 国の悩み 解けぬは諸の司等に 誠心のとぼしき故なる |
地上天国
1 S23.12. 1 |
誠 |
くにびとの あえぎさまようよにありて かみのみゆきにわがやすけかり 国人の 喘ぎさ迷う世にありて 神の御幸にわが安けかり |
明麿近詠集 S21. 2.21 |
206 閑 日 |
くにやぶれ あわれのぞみをうしなえる たみぐさのえにもはるはきぬめり 国破れ あわれ望みを失える 民草の上にも春は来ぬめり |
明麿近詠集 S21. 3. 3 |
227 神の愛 |
くによりも とうのりがいをさきにする とうにんたちのさもしさあわれ 国よりも 党の利害を先にする 党人達のさもしさ哀れ |
「栄光」
207 S28. 5. 6 |
|
くぬぎうの こだちおぐらくひぐらしの こえはしじまをこだましあうも 櫟生の 木立おぐらく蜩の 声はしじまをこだまし合ふも |
山と水
0934 S 8. 8.21 |
蜩 |
くびおれし いしぼとけあわれとおきおか あかまつばやしのゆうぞらいろどる 首折れし 石仏あわれ遠き丘 赤松林の夕空いろどる |
山と水
0679 S 8.**.** |
品 川 (大 仏) 新東京を詠む |
くぶくりんの よをくつがえすいちりんの ちからはにょいのたまにぞありける 九分九厘の 世を覆えす一厘の 力は如意の玉にぞありける |
明麿近詠集 S24. 6.17 |
467 最後の日 |
くもかきりか ただぼうばくとはるなさん つつみけるかもたいこさながらに 雲か霧か ただ茫漠と榛名山 つつみけるかも太古さながらに |
山と水
0114 S 6. 7.15 |
ハルナ登山 |
くもすこし ただようそらのあかるみぬ いずこにかつきいでたるらしも 雲少し ただよう空の明るみぬ いづこにか月出でたるらしも |
山と水
0858 S 8. 5.20 |
夕 月 |
くものうえ おもうがままにかけめぐる りゅうじんのわざふとおもいみし 雲の上 おもうがままにかけめぐる 龍神の業ふとおもいみし |
山と水
1099 S 9. 4.16 |
思 ふ |
くものぞく かたわれづきにえんげきの ばっくをおもいしばしたたずみぬ 雲のぞく 片割月に演劇の バツクを想ひしばし佇みぬ |
山と水
0164 S 6. 7. 6 |
月の光 |
くものまく さっとひらけばおおひかげ かがやきいでけりまばゆきまでに 雲の幕 サツと開けば大日光 輝き出でけり眩ゆきまでに |
「栄光」182 S27.11.12 |
|
くもひくう たれしこのあさえきにゆけば やねにゆきあるきしゃいりてくも 雲低う たれし此朝駅にゆけば 屋根に雪ある汽車入りて来も |
山と水
0409 S 6.12.25 |
雪 |
くもひとつ かくすよしなきおおぞらは すいしょうせかいのすがたなるらむ 雲一つ 隠すよしなき大空は 水晶世界の姿なるらむ |
御讃歌集 264 |
水晶世界 |
くもひとつ かくすよしなきおおぞらは すいしょうせかいのすがたなるらん 雲一つ 隠すよしなき大空は 水晶世界の姿なるらむ |
御讃歌集 (改)180 |
理想世界 |
くらかりし こころのそらもさながらに まひるのごとくはれしうれしさ 暗かりし 心の空も宛らに 真昼の如く晴れし嬉しさ |
御讃歌集 (改)038 |
れいめい 黎 明 |
くらかりし こころのそらもさながらに まひるまのごとはれしうれしさ 暗かりし 心の空も宛らに 真昼間の如晴れし嬉しさ |
御讃歌集 197 |
こうせい 更 生 |
くらかりし このうつしよもいつかしら あかるくなりぬわれすくわりてより 暗かりし 此現世も何時かしら 明るくなりぬ吾救われてより |
御讃歌集 173 |
みまつり 御 祭 |
くらかりし このうつしよもいつかしら あかるくなりぬわれすくわれてより 暗かりし 此現世もいつかしら 明るくなりぬ吾救はれてより |
御讃歌集 (改)159 |
天国と地獄 |
くらやみに なれしよびとをてんごくに あげなばまなこあやうくくらまん 暗闇に 馴れし世人を天国に 上げなば眼危ふく眩まむ |
地上天国26 S26. 7.25 |
|
くりまつたけ などそちこちにみえそめて ちまたにもはやあきのおとずれ 栗松茸 などそちこちに見え初めて 巷にもはや秋の訪れ |
山と水
0317 S 6.10.20 |
武蔵野の秋 |
くりやべに やおやのたかきこえすなり われはあきぞらねながらにみつ 厨べに 八百屋の高き声すなり 吾は秋空臥ながらに見つ |
山と水
0967 S 8. 9.18 |
秋 空 |
くるしいときをへてふりかえる それははやいほどたのしいおもいでだ 苦しい時を経てふりかえる それは早い程楽しい思出だ |
山と水
0639 S 7.**.** |
このごろ |
くるしみて えがかれしえをみるめには そのくるしみがうつりくるなり 苦しみて 描かれし絵を見る眼には 其苦しみが映りくるなり |
「栄光」178 S27.10.15 |
|
くるしみを つくるぶんめいたのしみを つくるぶんめいときりかえるなりわれは 苦しみを 作る文明楽しみを 作る文明と切替えるなり吾は |
地上天国55 S28.12.25 |
|
くるひとを みなたらわしてかえさんと こころづかいすわれのさみしさ 来る人を みな足はして帰さんと 心ずかいす吾のさみしさ |
山と水
1228 S10. 6.15 |
身辺詠 (二) |
くれぎわや もやひたひたとおそいきて おばなのしろきがめにおぼろなり 暮れぎわや 靄ひたひたとおそひきて 尾花の白きが眼におぼろなり ※尾花=ススキの花穂。また、ススキのこと。秋の季語。 |
山と水
0221 S 6. 9.20 |
秋(一) |
くれたけの ささはのあめにぬるるいろ ときわぎよりもすがしかりけり 呉竹の 笹葉の雨にぬるる色 常盤木よりもすがしかりけり ※呉竹=この場合は淡竹(はちく)。 |
山と水
1063 S 9. 2. 6 |
春 |
くれないの うるしひともとひにあかく こまつばやしのなかにめだつも 紅の 漆一本陽に明く 小松林の中に目立つも |
山と水
0318 S 6.11. 1 |
筑波紀行 |
くれなえる さくらばなかなのとのくにの はるにみいずるろーかるのいろ くれなえる 桜花かな能登の国の 春に見出づるローカルの色 |
山と水
0570 S 7. 5.25 |
能登近く |
くろぐろと えきよりひとのはかれては ゆうべのやみにみなきえにける 黒ぐろと 駅より人のはかれては 夕べの闇にみな消えにける |
山と水
0521 S 7. 3.10 |
さまよう |
くろぐろと もののけのごとしかんげつの そらした〔げ〕にひとつおおきびるたてり 黒ぐろと 物の怪の如し寒月の 空下に一つ大きビル建てり |
山と水
1177 S10. 2.10 |
冬の月 |
くろまくを さっとおとせばわがひかり そのまばゆさにまなこくらまん 黒幕を サッと落せば我光 その眩ゆさに眼くらまん |
S28.12.23 | 御聖誕祭 御歌06 |
くろまくを さっとおとせばわがひかり そのまばゆさにまなこくらまん 黒幕を サツと落せば我光 その眩ゆさに眼くらまん |
地上天国
56 S29. 1.25 |
御生誕祭 御詠 |
くろめける つちのなだりのはたにおう しろくれないのはなはなしらじ 黒めける 土のなだりの畠に生う 白紅の花は名知らじ |
山と水
0573 S 7. 5.25 |
能登近く |
くわばたの わかめきらきらひにてらい ほおじろいちわききとあそべる 桑畑の 若芽きらきら陽にてらい 頬白一羽嬉々とあそべる |
山と水
1120 S 9. 6. 1 |
青 |
ぐ
御 歌 |
原 典 |
題 |
ぐうぞうひていしゃのいちぐんが いま れーにんのぐうぞうかに あせをながしている 偶像否定者の一群が 今 レーニンの偶像化に 汗を流してゐる |
山と水
0292 S 6.10.18 |
偶 像 |
ぐせのため じゆうむげなるみひかりを まくばせたもうせいかんのんかも 救世の為 自由無碍なる御光を 間配せ給う聖観音かも |
御讃歌集 044 |
きんりゅうじん 金龍神 |
ぐせのため ぼさつとならせたまいしは だいじだいひにおわせばなりける 救世の為 菩薩とならせ給いしは 大慈大悲に在せばなりける |
御讃歌集 151 |
ひとのみち 人の道 |
ぐろなちかとんねるを ぞろぞろにんげんがあるくおと おと しんじゅく グロな地下トンネルを ぞろぞろ人間が歩く音 音 新宿* |
山と水
0602 S 7.11.20 |
新 宿 |
ぐんもうの なにほどくびをかしぐとて わからざらめやわれとうものの 群盲の 何程首を傾ぐとて 分らざらめや吾とふものの |
全集未収録 S28. 3.23 |
春季大祭 御歌15 |
ぐんもうの なにほどくびをかしぐとて わからざらめやわれとうものの 群盲の 何程首を傾ぐとて 分らざらめや吾とふものの |
地上天国47 S28. 4.25 |
全集未収録 |