――― 岡 田 自 観 師 の 御 歌 集 ――― |
な
御 歌 |
原 典 |
題 |
ながあめに あじさいのはないろあせぬ うつりゆくよをしのびてもみし 長雨に 紫陽花のはな色あせぬ うつりゆく世をしのびてもみし |
山と水
0076 S 6. 7. 1 |
梅 雨 |
ながかりし ふゆのさむさもはるたちて うめさきにおうそのをうかめぬ 永かりし 冬の寒さも春立ちて 梅咲き匂ふ園をうかめぬ |
明麿近詠集S24. 2. 4 | 376 立 春 |
ながかりし ふゆのさむさもはるたちて はなさきももとりうたふとききぬ 永かりし 冬の寒さも春立ちて 花咲き百鳥歌ふ時来ぬ |
御光話録
4 S24. 2. 4 |
立春の 御歌 |
ながかりし ふゆのさむさもはるたちて はなさきももとりうたふとききぬ 永かりし 冬の寒さも春立ちて 花さき百鳥歌ふ時来ぬ |
地上天国
3 S24. 4.20 |
立春御歌 |
ながきよ かくろいませにしあまつかみ いでますきょうぞめでたかりける 長き世を 隠ろひませにし天津神 出でます今日ぞ芽出度かりける |
S26. 6.15 | 日光殿落成記念祭03 |
ながきよの あくがれのゆめようやくに まこととならんときぞきにける 長き世の 憧れの夢漸くに 実とならん時ぞ来にける |
祭典時御歌 S29. 2. 4 |
立春祭 御詠 10 |
ながきよの あくがれのゆめようやくに まこととならんときぞきにける 長き世の 憧れの夢漸くに 実とならん時ぞ来にける |
地上天国
58 S29. 3.25 |
立春祭 御詠 |
ながきよの えいがほこりしくにとても ほろぶるときのすでにきつるも 長き世の 栄華誇りし国とても 滅ぶる時の已に来つるも |
S28. 2. 4 | 立春祭 御歌17 |
ながきよの えいがほこりしくにとても ほろぶるときのすでにきつるも 長き世の 栄華誇りし国とても 滅ぶる時の已に来つるも |
地上天国46 S28. 3.25 |
|
ながきよの かりのぶんめいうちくだき まことのぶんめいうちたてんかも 長き世の 仮の文明打砕き 真の文明打ち樹てんかも |
S28. 2. 4 | 立春祭 御歌13 |
ながきよの かりのぶんめいうちくだき まことのぶんめいうちたてんかも 長き世の 仮の文明打砕き 真の文明打樹てんかも |
地上天国46 S28. 3.25 |
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ながきよの つみあやまちをねもごろに さとすせそんのめぐみとうとし 長き世の 罪過ちをねもごろに 諭す世尊の恵み尊し |
御讃歌集 211 |
大慈大悲 |
ながきよの ひとのいのちをうちひらく かぎこそいやしのみわざなるらん 永き夜の 人の生命を打開く 鍵こそ医しの神業なるらむ |
明麿近詠集S18. 2. 5 | 139 立 春 |
ながきよの やみにうごめくひとびとを こうみょうせかいにみちびくわれかも 長き世の 闇に蠢めく人々を 光明世界に導く吾かも |
地上天国25 S26. 6.25 |
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ながきよの やみのとばりはひらかれて さんがいばんれいよみがえるいま 長き世の 闇の帳は開かれて 三界万霊甦へる今 |
S26. 6.15 | 日光殿落成記念祭05 |
ながきよの やみのとばりもしずしずと あけはなれけりまなこさませよ 長き世の 暗の帳もしずしずと 明け放れけり眼さませよ |
御讃歌集 181 |
れいめい 黎明 |
ながきよの やみのとばりもしずしずと あけはなれけりまなこさませよ 長き世の 闇〔暗〕の帳もしづしづと 開けはなれけり眼醒ませよ |
御讃歌集 (改)170 |
天地開明 |
ながきよの ゆめはまこととなりぬらん そのきざしはもはやみえそめぬ 長き世の 夢はまこととなりぬらむ その徴しはも早や見え初めぬ |
光宝会資料 S25. 1. 1 |
新年御歌 祭典時21 |
ながきよの ゆめはまこととなりぬらん それのきざしのはやみえそめぬ 長き世の 夢は実となりぬらむ それの徴しのはや見え初めぬ |
地上天国13 S24.12.21 |
大浄化 |
ながきよを おもいのままにふるまいし さたんもあわれほろぶるとききぬ 長き世を 思ひのままに振舞ひし サタンもあわれ滅ぶる時来ぬ |
祭典時御歌 S29. 1. 1 |
新年御詠 18 |
ながきよを おもいのままにふるまいし さたんもあわれほろぶるとききぬ 長き世を 思ひのままに振舞ひし サタンもあはれ滅ぶる時来ぬ |
地上天国
57 S29. 2.25 |
新年御詠 |
ながきよを おもいのままにふるまいし まがのかしらもようやくしおれぬ 長き世を 思ひのままに振舞ひし 曲の頭もやうやく萎れぬ |
祭典時御歌 S29. 3.23 |
春季大祭 御詠 12 |
ながきよを おもいのままにふるまいし まがのかしらもようやくしおれぬ 長き世を 思ひのままに振舞ひし 曲の頭もやうやく萎れぬ |
地上天国
59 S29. 6.15 |
|
ながきよを かくろいませしおおいなる ひかりのぬしはかがよいいでませり 長き世を 隠ろひませし大いなる 光の主は耀よひ出でませり |
地上天国
42 S27.11.25 |
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ながきよを かくろいませしとこたちの かみいでまさんはるたつきょうのひ 長き世を かくろいませし常立の 神出でまさむ春立つ今日の日 |
岡田茂吉全集 S25. 2. 4 |
立春御歌 祭典時02 |
ながきよを かくろいませしとこたちの かみいでまさんはるたつきょうのひ 長き世を かくろいませし常立の 神出でまさむ春立つ今日の日 |
「救世」49 S25. 2.11 |
立春御歌 (S25年) |
ながきよを かくろいませしひのかみは はやひんがしにあれましにける 長き世を 隠ろひませし日の神は はや東に現れましにける |
「栄光」
246 S29. 2. 3 |
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ながきよを かみとあおぎしちよろずの かみはえだはのかみにぞありける 長き世を 神と仰ぎし千万の 神は枝葉の神にぞありける |
S26.12.23 | 御聖誕祭 御歌09 |
ながきよを けがれにけがせしちのうえを いましきよむるみわざとうとき 長き世を 汚れに穢せし地の上を 今し浄むる神業尊き |
地上天国23 S26. 4.25 |
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ながきよを けぶつにすくいたまいしは だいじだいひにあればなりけり 長き世を 化仏に救ひ給ひしは 大慈大悲にあればなりけり |
御讃歌集 (改)015 |
伊都能売神 |
ながきよを しくみたまいしおおかみの かりとるときのせまりけるかも 長き世を 仕組み賜いし大神の 刈りとる時のせまりけるかも |
明麿近詠集 S23.10.15 |
368 |
ながきよを つもりつもりしちりあくた きよめてあるるちじょうてんごく 長き代を 積りつもりし塵芥 浄めて生るる地上天国 |
光宝会資料 S25. 1. 1 |
新年御歌 祭典時06 |
ながきよを つもりつもりしちりあくた きよめてあるるちじょうてんごく 長き代を 積りつもりし塵芥 浄めて生るる地上天国 |
地上天国12 S25. 1.20 |
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ながきよを つもりつもりしちりあくた きよめてあるるちじょうてんごく 長き代を 積りつもりし塵芥 浄めて生るる地上天国 |
地上天国13 S24.12.21 |
大浄化 |
ながきよを つもりつもりしちりあくた きよめてあれんちじょうてんごく 長き世を 積りつもりし塵芥 浄めて生れむ地上天国 |
御讃歌集 (改)274 |
世の終り |
ながきよを つもりつもりしつみけがれ きよむるさいごのときぞちかみぬ 長き世を 積りつもりし罪穢 浄むる最後の時ぞ近みぬ |
「栄光」
174 S27. 9.17 |
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ながきよを つもりつもりしつみけがれ れいかにいまややきはらわんとすも 永き世を 積りつもりし罪穢 霊火に今や燃き祓はんとすも |
明麿近詠集 S22. 1. 5 |
295 大浄化 |
ながきよを つもりつもりしつみとがを ゆるさんとしてわれはよにいず 長き世を 積り積りし罪咎を 赦さんとして吾は世に出づ |
S27.12.23 | 御聖誕祭 御歌06 |
ながきよを つもりつもりしつみとがを ゆるさんとしてわれはよにいず 長き世を 積り積りし罪咎を 赦さんとして吾は世に出づ |
地上天国44 S28. 1.25 |
御聖誕祭 御詠 |
ながきよを てらせししんにょのつきかげも かくろいにけりひのさしそめて 長き世を 照せし真如の月光も 隠ろひにけり日の射し初めて |
地上天国26 S26. 7.25 |
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ながきよを ふみにじられしののくさも めばえそめけりはるたちてより 長き世を 踏み躙られし野の草も 芽生え初めけり春立ちてより |
明麿近詠集 S21. 2. 5 |
192 黎 明 |
ながきよを またれしめしやもきりすとも みろくもいましあまくだるなり 長き世を 待たれしメシヤもキリストも ミロクも今し天降るなり |
地上天国48 S28. 5.25 |
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ながきよを まちにまちけるとうほうの ひかりはいましのぼりそめける 長き世を 待ちに待ちける東方の 光は今し昇り初めける |
「栄光」
179 S27.10.22 |
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ながきよを まよいまよいてきつるわれ かみのひかりにめざめしうれしさ 長き世を 迷ひ迷ひて来つる吾 神の光に目覚めし嬉しさ |
御讃歌集 (改)157 |
天国と 地獄 |
ながきよを もちあらしたるまがつかみ かみにひれふすときぞちかみぬ 長き世を 持ち荒したる曲津神 神にひれ伏す時ぞ近みぬ |
光宝会資料 S25. 1. 1 |
新年御歌 祭典時27 |
ながきよを もちあらしたるまがつかみ かみにひれふすときぞちかみぬ 長き世を 持ち荒したる曲津神 神に鰭伏す時ぞ近みぬ |
地上天国13 S24.12.21 |
大浄化 |
ながきよを れきしのうえにあおがれし せいじゃもみすくいもとめくるなり 長き世を 歴史の上に仰がれし 聖者も御救ひ求め来るなり |
祭典時御歌 S29. 3.23 |
春季大祭 御詠 14 |
ながきよを れきしのうえにあおがれし せいじゃもみすくいもとめくるなり 長き世を 歴史の上に仰がれし 聖者も御救ひ求め来るなり |
地上天国
59 S29. 6.15 |
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ながしめに ひとみるくせのかのじょなりき みをあやまるはかかるおみなや ながしめに 人見る癖の彼女なりき 身を過るはかかる女や |
山と水
1187 S10. 2.18 |
女 |
なかなかに もえぬすみびにひゆるてを かざしつおもいにふけりゆくよや なかなかに 燃えぬ炭火に冷ゆる手を かざしつ思ひにふけりゆく夜や |
山と水
0380 S 6.12.23 |
寒 夜 |
なかなかに わかきにおいのゆたにして わがしんぞうをゆするべらなり なかなかに 若き匂ひの豊にして 吾心臓をゆするべらなり |
山と水
0393 S 6.12.23 |
彼女 若き日の頃 |
ながまなこ めしいにありやながみみは きくらげなりやみちきらうとは 汝が眼 盲にありや汝が耳は 木耳なりや道きらふとは |
明麿近詠集 S15.12.23 |
043 全集未収録 |
ながみみは きくらげなるやおおいなる みちをとけどもふさがんとする 汝が耳は 木耳なりや大いなる 道を説けどもふさがんとする |
地上天国
4 S24. 5.25 |
|
ながみみは きくらげなるやこうみょうの みちをとけどもきかんとはせず 汝が耳は 木耳なるや光明の 道を説けども聞かむとはせず |
御讃歌集 (改)261 |
光の道 |
ながめよき あたみのおくにうるわしき はなのてんごくわれつくらんとすも 眺め好き 熱海の奥に美はしき 花の天国吾造らむとすも |
明麿近詠集 S24. 5.18 |
436 神の仕組 |
ながめよき あたみのさとのやまなみを まわりてたらうこのごろのわれ 眺め好き 熱海の里の山並を 回りて足らう此頃のわれ |
明麿近詠集 S21. 2.21 |
204 閑 日 |
ながめよき うみべえらびてたてられし どんかいろうのにわにあかなき 眺めよき 海辺選びて建てられし 呑海楼の庭に飽かなき |
山と水
0052 S 6. 6.15 |
安房 歌紀行 |
ながめよき はこねあたみのちをえらび てんごくのかたつくりけるかも 眺めよき 箱根熱海の地を選び 天国の型造りけるかも |
地上天国
59 S29. 6.15 |
熱海の春 |
ながれくる まどのゆうひのむらさきの ほにもせまらぬはるのきのみゆ 流れくる 窓の夕陽のむらさきの 秀にもせまらぬ春の気のみゆ |
山と水
0462 S 7. 1.16 |
春の気はい |
なぎさには こいわおおきもよすなみの みなわのなかにぬれひかりおり 渚には 小岩多きも寄す波の 水泡の中に濡れ光りをり |
山と水
0188 S 6. 8.15 |
海 |
なくがごとく うったうがごときいのりこそ しょうじょうしんこうのしるしなりける 泣くが如く 訴ふが如き祈りこそ 小乗宗教のしるしなりける |
「栄光」
222 S28. 8.19 |
|
なげいれの きくさきすぎてはなびらの ひそかにちれるはつふゆのとこ 投入の 菊咲きすぎて花びらの ひそかにちれる初冬の床 |
山と水
1021 S 8.11.18 |
冬静か |
なごかんのんへ さいしたどりしふながたの かんのんどうのにいろよきかも 那古観音へ 賽したどりし船形の 観音堂の丹色美きかも ※賽し=神仏に願をかけて、その願が成就したときにお礼参りをする。 ※丹色=丹の色。赤い色。 |
山と水
0056 S 6. 6.15 |
安房 歌紀行 |
なごやかな ひいろながるるあおのはら ひつじのおらばとふとおもいける なごやかな 陽色流るる青野原 羊のおらばとふと思ひける |
山と水
0445 S 7. 1.15 |
春 |
なごやなる めしやちゅうきょうかいにより にいまごみながらひるめししたたむ 名古屋なる メシヤ中教会に寄り 新孫見ながら昼飯したたむ |
地上天国48 S28. 5.25 |
嵯峨紀行11 |
なだらかな やまのせのそらあかるみて うみのまうえのけはいすらしも なだらかな 山の背の空あかるみて 海のま上のけはいすらしも |
山と水
0569 S 7. 5.25 |
能登近く |
なだりおつる おおたきしろくゆうやみに のこしてあきのみやまくれゆく なだり落つる 大滝白く夕暗に 残して秋の深山くれゆく |
山と水
0289 S 6.10.18 |
日光の秋 |
なつがれて ももはなひにひにみだれゆく ののもをわびつほのゆるむなり 夏がれて 百花日に日に乱れゆく 野の面をわびつ歩のゆるむなり |
山と水
0224 S 6. 9.20 |
秋(一) |
なつくさの なえたるままにきょうもまた くもひろごらずくれゆきにける 夏草の 萎えたるままに今日もまた 雲ひろごらず暮れゆきにける |
山と水
0901 S 8. 7.20 |
白 雨 |
なつされど まだつゆのこるおおぞらを ながめてしのぶもありしひのたび 夏されど まだ梅雨残る大空を 眺めて偲ぶもありし日の旅 |
山と水
0073 S 6. 7. 1 |
梅 雨 |
なつははこね ふゆはあたみのひととなる かみのみさちのふかきをぞおもう 夏は箱根 冬は熱海の人となる 神の御幸の深きをぞ思う |
御讃歌集 S23. 7. 1 |
280 熱 海 |
なつやまの しげみにすけてきららきらら さざなみひかるみずうみのおも 夏山の 茂みにすけてきららきらら 小波光る湖の面 |
山と水
0877 S 8. 6.19 |
奥日光 |
なないろの しゅぎやしそうをこんとろーるし しろいっしょくにかえんわがわざ 七色の 主義や思想をコントロールし 白一色に変へん我業 |
地上天国52 S28. 9.25 |
|
ななかまどの しんくのいろのひときわに めだちてやまのあきをかがよう ななかまどの 真紅の色の一際に 目立ちて山の秋をかがよふ |
山と水
0282 S 6.10.18 |
日光の秋 |
ななそまわり としかさねてすぎかたを おもえばくしきわがさだめかも 七十廻り 年を重て過ぎ方を 思えば奇しき我運命かも |
S27.12.23 | 御聖誕祭 御歌02 |
ななそまわり としかさねてすぎかたを おもえばくしきわがさだめかも 七十廻り 年を重ねて過ぎ方を 思へば奇しき我運命かも |
地上天国44 S28. 1.25 |
御聖誕祭 御詠 |
なにかいう こじきのこえをあとにして えんにちのひにわれまぎれける 何か言ふ 乞食の声を後にして 縁日の灯に吾まぎれける |
山と水
1137 S 9. 8.16 |
縁 日 全集未収録 |
なにげなく のるわがことたまのふしぶしに しんぴのなぞのふくまれいるなり 何気なく 宣る我言霊の節々に 神秘の謎の含まれゐるなり |
S27. 9.23 | 秋季大祭 御歌14 |
なにげなく のるわがことたまのふしぶしに しんぴのなぞのふくまれいるなり 何気なく 宣る我言霊の節々に 神秘の謎の含まれゐるなり |
地上天国42 S27.11.25 |
|
なにごとも おもいにまかせぬうつしよに たよるはかみのちからのみなり 何事も 思ひに委せぬ現世に 頼るは神の力のみなり |
明麿近詠集 S24. 5.** |
411 神の力 |
なにごとも おもいにまかせぬうつしよに たよるはかみのちからのみなり 何事も 思ひに委せぬ現世に 頼るは神の力のみなり |
御讃歌集 (改)438 |
無題歌 |
なにごとも おもいにまかせぬうつしよに たよるはかみのちからのみなる 何事も 思ひに委せぬ現世に 頼るは神の力のみなり |
地上天国 1 S23.12. 1 |
誠 |
なにごとも かみのみむねにゆだねつつ こころやすらにむだすすまなむ 何事も 神の御むねに委ねつつ 心安らに共進まなむ |
御讃歌集 (改)446 |
結 婚 |
なにごとも にっしんげっぽのよにありて ふるきおしえにすくわるべしやは 何事も 日進月歩の世にありて 旧き教へに救はるべしやは |
S28. 3.23 | 春季大祭 御歌07 |
なにごとも にっしんげっぽのよにありて ふるきおしえにすくわるべしやは 何事も 日進月歩の世にありて 旧き教へに救はるべしやは |
地上天国47 S28. 4.25 |
春季大祭 御詠 |
なにごとも ほどのいちじをまもりなば たやすかるべきこのよなりけり 何事も 程の一字を守りなば 容易すかるべき此世なりけり |
御讃歌集 (改)065 |
人の道 |
なにごとも ほどのいちじをまもりなば たやすかるべきこのよなりける 何事も 程の一字を守りなば 容易すかるべき此世なりける |
御讃歌集 143 |
人の道 |
なにもかも ゆるしてやりたきここちすも さつきのあさのはればれしそら 何もかも 赦してやりたき心地すも 五月の朝のはればれし空 |
山と水
1111 S 9. 5.16 |
この頃 |
なにものも おもいのままによりくるは にょいのちからのあらわれにぞある 何物も 思ひのままに集りくるは 如意の力の現れにぞある |
箱根地上天国完成記念祭御歌
13 S28. 6.15 |
|
なにものも おもいのままによりくるは にょいのちからのあらわれにぞある 何物も 思ひのままに集りくるは 如意の力の現はれにぞある |
地上天国49 S28. 6.25 |
箱根地上天国完成記念祭御詠 |
なによりも れいせつのみちおしゆこそ おしえのしたるもののつとめそ 何よりも 礼節の道教ゆこそ 教の師たる者の務めそ |
地上天国27 S26. 8.25 |
礼 節 |
なねなどと いいのけてまだまのあらず ひたにほりするわれにありけり 金などと 言ひのけてまだ間のあらず ひたに欲する吾にありけり |
山と水
1112 S 9. 5.16 |
この頃 |
なのはなの きはつちのもをかくしける かすみははたをうわばいにつつ 菜の花の 黄は土の面をかくしける 霞は畠を上ばいにつつ |
山と水
0500 S 7. 2.25 |
霞 |
ナポレオンは ふかのうのことばわれになしと いいしもかいなしあくにありせば 奈翁は 不可能の言葉吾になしと 言ひしも甲斐なし悪にありせば |
「栄光」
216 S28. 7. 8 |
|
なぽれおんもかいざーもまるくすも みんながのぼってきたかいだんの ふみいしのひとつひとつにすぎない ナポレオンもカイザーもマルクスも みんなが登つて来た階段の 踏石の一つ一つに過ぎない |
山と水
0245 S 6. 9.20 |
社会と 思想 |
なまめかう まちぬけきればやくしどう むかしのままのふりにしすがた なまめかう 町抜けきれば薬師堂 昔のままの古りにし姿 |
山と水 0730 S 8.**.** | 中 野 新東京を詠む |
なまりのようなもの こころのどこかで おもたくこびりついていやがる 鉛のようなもの 心のどこかで 重たくこびりついてゐやがる |
山と水
0507 S 7. 3. 1 |
自分の今 |
なみならぬ さんしすいめいにっこうは かんのんおわすほだらかのやまや なみならぬ 山紫水明日光は 観音在す普陀落迦の山や |
山と水
0269 S 6.10.18 |
日光の秋 |
なみのほに きらめくあさひかげさやし あらしのあとのあさなぎのうみ 波の秀に きらめく旭光さやし 嵐の後の朝なぎの海 |
山と水
0181 S 6. 8.15 |
海 |
なみのほに くだけくだけてつきかげは こじまのかげにかくろいにける 波の秀に くだけ砕けて月光は 小島のかげにかくろいにける ※秀(ほ)=外形的に目立つもの。外にあらわれたもの。 |
山と水
0151 S 6. 7. 6 |
月の光 |
なめらかな とのものごとくこはすみて そらももりはもあざやかなかげ 滑らかな 砥の面のごとく湖はすみて 空も森はも鮮かなかげ ※砥の面=砥石の面ように平坦であること |
山と水
0876 S 8. 6.19 |
奥日光 |
なもしらぬ つるものおおきにわいしに はびこりてよろしこのてらのにわ 名も知らぬ 蔓もの大き庭石に はびこりてよろしこの寺の庭 |
山と水
0897 S 8. 7.20 |
山寺の夏 |
なもたかき はこねのやまのいただきに てんごくのそのうつしけるわれ 名も高き 箱根の山の頂に 天国の苑映しける吾 |
美術館開館兼神仙郷完成記念祝賀式典御歌03 S27. 6.15 |
|
なもたかき はこねのやまのいただきに てんごくのそのうつしけるわれ 名も高き 箱根の山の頂に 天国の苑映しける吾 |
地上天国37 S27. 6.25 |
|
なやちいの なくもまことのあるひとの よにあらわるるときとなりぬる 名や地位の なくも誠のある人の 世に現はるる時となりぬる |
明麿近詠集 S22. 1. 8 |
298 新世界 |
なやましの ことのみしげきうつしよを しばしわすれんかみのみそのに 悩ましの 事のみ繁き現し世を 暫し忘れん神の御苑に |
地上天国38 S27. 7.25 |
|
なやみおおき このうつしよをなやみなき ひかりのみちにいざなうかみはも 悩み多き 此現世を悩みなき 光の道に誘ふ神はも |
御讃歌集 (改)185 |
やみのよ 闇〔暗〕の世 |
なよやかな すがたにりんとしらうめの におうがにみゆかのじょにくらし なよやかな 姿に凛と白梅の 匂ふがに見ゆ彼女にくらし |
山と水
0396 S 6.12.23 |
彼女 若き日の頃 |
なるかねに いまはむかしのおおえどを とうえいざんにしのびけるかも 鳴る鐘に 今はむかしの大江戸を 東叡山にしのびけるかも |
山と水
0527 S 7. 3.10 |
鐘の音 |
なれとわれと むすびしきょうのうれしさよ かみのさだめしえにしにありせば 汝と吾と 結びし今日の嬉しさよ 神の定めし縁にありせば |
御讃歌集 (改)442 |
結婚 |
なをかくし ちからかくしてきゅうせいの いしずえひそかにきずくわれはも 名を隠し 力匿して救世の 礎窃かに築く吾はも |
明麿近詠集S21. 3.18 | 275 和光同塵 |
なんぎょうや くぎょうとてなくいとやすく すくわるるなりめしやのみおしえ 難行や 苦行とてなくいと易く 救はるるなりメシヤの御教 |
美術館開館兼神仙郷完成記念祝賀式典御歌08 S27. 6.15 |
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なんぎょうや くぎょうとてなくいとやすく すくわるるなりめしやのみおしえ 難行や 苦行とてなくいと易く 救はるるなりメシヤの御教 |
地上天国37 S27. 6.25 |
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なんきょくと ほっきょくさかいにみちひしつ やそじままもるわだつみのかみ 南極と 北極境に満干しつ 八十島守る和田津見の神 |
山と水
0167 S 6. 8.15 |
海 |
なんじゅうばいのてきにとびかかろうとする にほんのひそうなめんぼう 何十倍の敵に飛びかからうとする 日本の悲壮な面貌 |
山と水
0753 S 8. 2. 5 |
時局と日本 |
なんてんの あかきつぶらみめだつなり ふゆにわのいまみなすがれける 南天の 赤きつぶら実目立つなり 冬庭の今みなすがれける |
山と水
0634 S 7.12.10 |
冬 庭 |
なんてんの へいよりたかしあかきみの かがやくところあおぞらにして 南天の 塀より高し赤き実の かがやくところ青空にして |
山と水
0918 S 8. 8.20 |
小春日 |
なんとなく こころさだまらぬひとこそは かみあることのしらねばなりけり 何となく 心定まらぬ人こそは 神在る事の知らねばなりけり |
地上天国24 S26. 5.25 |
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なんとなく だいちのそこにくすぶれる もののあるげにひそひそけむれる 何となく 大地の底に燻ぶれる 物のあるげにひそひそ煙れる |
「栄光」
187 S27.12.17 |
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なんとなく はるきにけらしここちすも ぬくもりおぼゆるわがむねぬちに 何となく 春来にけらし心地すも 温もり覚ゆる我むねぬちに |
地上天国30 S26.11.25 |
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なんとなく はるのけはいのきにくさに ただようやまじのこころよさかな 何となく 春の気配の木に草に ただよふ山路の心よさかな |
地上天国48 S28. 5.25 |
嵯峨紀行 05 |
なんとなく ようきただよえるおもいすも われうつしよをしずかにみぬれば 何となく 妖気漂へる思ひすも 吾現し世を静かに見ぬれば |
「栄光」
168 S27. 8. 6 |
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なんぱはみはらやまへ こうははしんぺいたいへしににゆく 軟派は三原山へ 硬派は神兵隊へ死ににゆく |
山と水
0911 S 8. 7.20 |
123首