――― 岡 田 自 観 師 の 御 歌 集 ―――

 

御     歌

原   典

ぬきもさしも ならぬこのよにめしやきょう いでずばみらいはいかになるらん
抜きも差しも ならぬ此世にメシヤ教 出でずば未来は如何になるらむ
光宝会資料
S25. 3.**
光宝会大祭
御歌19
ぬきもさしも ならぬこのよにめしやきょう いでずばみらいはいかになるらん
抜きも差しも ならぬ此世にメシヤ教 出でずば未来は如何になるらむ
「救世」58
S25. 4.15
天国大教会
春の大祭
ぬすびとの きつるがごとくひそやかに げしょうしましぬみろくおおかみ
盗人の 来つるが如く窃やかに 下生しましぬ五六七大神
御讃歌集
(改)003
五六七
大神
ぬすびとの きつるがごとくひそやかに げしょうしませるみろくおおかみ
盗人の 来つるが如く窃やかに 下生しませる五六七大神
御讃歌集
292
彌勒下生
ぬばたまの とこやみのよをはらさんと かがやきいでんかみのともしび
奴羽玉の 常暗の世を晴さんと 輝き出でぬ神の灯し火*
地上天国10
S24.11.20
S24.10.24
ぬばたまの とこよのやみをはらさんと かがやきいでぬかみのせいかは
奴羽玉の 常世の暗を晴らさむと 輝き出でぬ神の聖火は
御讃歌集
(改)287
救ひの業
ぬばたまの やみうちはらすにょいのたま いでてあかるきよとなりぬらん
奴羽玉の 暗打晴らす如意の珠 出でて明るき世となりぬらん
「救世」53
S25. 3.11
五六七祭
御歌
ぬばたまの やみじさまようこひつじを あわれみたえるみろくおおかみ
奴羽玉の 暗路さ迷ふ小羊を 哀れみ給えるミロク大神
光宝会資料
S25. 3.**
光宝会大祭御歌18
ぬばたまの やみじさまようこひつじを あわれみたまえるみろくおおかみ
奴羽玉の 暗路さ迷ふ小羊を 哀れみ給えるミロク大神
「救世」58
S25. 4.15
天国大教会春の大祭
ぬばたまの やみじつえなくあゆむよに などやすからんひかりせにして
奴羽玉の 暗路杖なく歩む世に など安からむ光背にして
地上天国50
S28. 7.25
 
ぬばたまの やみじもすみてこうみょうの みちふみそむるここちこそすれ
奴羽玉の 暗路もすみて光明の 道ふみ初むる心地こそすれ
明麿近詠集
326
新 年
ぬばたまの やみじもつきてこうみょうの みちふみそめしここちこそすれ
ぬばたまの 闇地〔路〕も尽きて光明の 道踏み初めし心地こそすれ
御光話録補
S23. 1. 1
 
ぬばたまの やみにうごめくこひつじを こうみょうのみちにいざなうわれかな
奴羽玉の 暗に蠢めく小羊を 光明の道に誘ふ吾かな
御讃歌集
(改)186
やみのよ
闇〔暗〕の世
ぬばたまの やみにさまようもろびとを こうみょうのみちにいざのうわがわざ
奴羽玉の 暗にさ迷ふ諸人を 光明の道に誘ふわが業
明麿近詠集
S21. 3. 6
253
ぬばたまの やみにつえなくさまよえる ひとこそたずねよこうみょうのくに
奴羽玉の 闇に杖なく彷える 人こそたづねよ光明の国
地上天国17
S25.10.15
 
ぬばたまの やみにつえなくさまよえる ひとこそたずねよこうみょうのくに
奴羽玉の 闇に杖なく彷へる 人こそ訪ねよ光明の国
御讃歌集
(改)341
安心立命
ぬばたまの やみにひとつのひかりおり ひろぎゆくかもつちのはたてに
ぬば玉の 闇に一つの光降り ひろぎゆくかも地のはたてに
山と水 1100
S 9. 4.16
思 ふ
ぬばたまの やみのいろこきよなりとも はらさでおかんかみのひかりに
奴羽玉の 闇の色濃き世なりとも 晴さでおかむ神の光に
明麿近詠集S24. 5.** 426
救ひの光
ぬばたまの やみのいろこきよなりとも はらさでおかんかみのひかりに
奴羽玉の 闇の色濃き世なりとも 晴らさでおかむ神の光に
地上天国 4
S24. 5.25
 
ぬばたまの やみのよみちにゆきまどう よびといざなわんひかりのみちへ
奴羽玉の 闇の夜路にゆきまどふ 世人誘はむ光の道へ
御讃歌集
(改)257
光の道
ぬばたまの やみのよみちにゆきまよう よびとすくわむわがみわざかな
奴羽玉の 暗の夜路に行き迷う 世人救わむわが神業かな
御讃歌集
269
われ
ぬばたまの やみもあさひのさしそめて きゆるがごとしわがいえぬちは
奴羽玉の 暗も朝日の射し初めて 消ゆるがごとしわが家ぬちは
御讃歌集
171
御祭
ぬばたまの やみもひかりのさしそめて きえにけるかなわがいえぬちは
奴羽玉の 闇〔暗〕も光の射し初めて 消えにけるかな我家ぬちは
御讃歌集
(改)160
天国と地獄
ぬばたまの やみよにあれどゆくてには こうみょうかがやくわれらにぞある
奴羽玉の 暗世にあれど行手には 光明輝く吾等にぞある
明麿近詠集
S16. 1.22
078
ぬばたまの やみをはらしてあきらけき よとなさしめよいせのおおかみ
奴羽玉の 暗を晴らして明けき 世となさしめよ伊勢の大神
明麿近詠集
S16. 5.23
096元伊勢に詣でて
※奴羽玉の=黒、闇にかかる枕詞。    
ぬれがみに くしをいるればさわやかな にわかぜながきかみのけなぶる
濡れ髪に 櫛を入るればさわやかな 庭風ながき髪の毛なぶる
山と水 0841
S 8. 5.10
浴 後
ぬれひかる あおばわかばにうすぎぬの かかぶがごとくしずかにあめふる
濡れ光る 青葉若葉に薄絹の かかぶが如く静かに雨降る
※かかぶ=頭にのせる。かぶる。また、身につける。
山と水 0075
S 6. 7. 1
梅 雨

27首