――― 岡 田 自 観 師 の 御 歌 集 ――― |
よ
御 歌 |
原 典 |
題 |
よいどれがのった ひやりとした それもいつかうつつのなかに きえてしまった 酔どれが乗つた ヒヤリとした それもいつかうつつの中に 消えてしまつた |
山と水
0582 S 7. 5.25 |
夜汽車 |
よいやみは くろくもなりぬほたるびの ひかりてはきえきえてはひかるも 宵闇は 黒くもなりぬ蛍火の 光りては消え消えては光るも |
山と水
0136 S 6. 8. 6 |
蛍 |
ようちえん ていどのいがくにせいめいを ゆだねるあやうさひとしらぬなり 幼稚園 程度の医学に生命を 委ねる危ふさ人知らぬなり |
「栄光」242 S29. 1. 6 |
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ようちなる いがくとしらでいのちまで ゆだねるひとのおおきよなるも 幼稚なる 医学と知らで命まで 委ねる人の多き世なるも |
「栄光」251 S29. 3.10 |
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ようやくに あきふかみけりきぎのいろ あせるがなかにまつのみかがよう やうやくに 秋深みけり木々の色 褪せるが中に松のみかがよふ |
地上天国53 S28.10.25 |
箱根の秋 20 |
ようやくに あたみちじょうてんごくの なるあきおもいこころたのしも 漸くに 熱海地上天国の 成る秋想ひ心たのしも |
地上天国
57 S29. 2.25 |
新年御詠 |
ようやくに あたみちじょうてんごくの なるときおもいこころたのしも 漸くに 熱海地上天国の 成る秋想ひ心たのしも |
祭典時御歌 S29. 1. 1 |
新年御詠06 |
ようやくに けんこんざんのいただきに のぼればほのぼのもののみえそむ 漸くに 乾坤山の巓に 登ればほのぼの物の見え初む ※ほのぼの=ほのかに明るいさま。 |
山と水
0037 S 6. 6.15 |
安房 歌紀行 |
ようやくに それとしらるるごみばこの へいよりかけてゆきにうずみぬ やうやくに それと知らるる塵箱の 塀よりかけて雪に埋みぬ |
山と水
0411 S 6.12.25 |
雪 |
ようりゅうの にいはのみどりひにはえて みぎわのかげにせりつむおみな 楊柳の 新葉の緑陽に映えて 汀のかげに芹摘む女 ※汀=水際(みずぎわ) |
山と水
0747 S 8. 2. 4 |
浅 春 |
ようりゅうの わかばのにおいすがしみつ ゆくかたがわはおだのつづける 楊柳の 若葉のにほいすがしみつ 行く片側は小田のつづける |
山と水
1077 S 9. 3.16 |
柳 |
よきあしき あざなうなわのよなりせば まよわずすすめみちにあるもの 善き悪しき あざなふ縄の世なりせば 迷はず進め道にあるもの |
地上天国24 S26. 5.25 |
|
よきことを あしとみらるるよにありて なにをかせんやふところですも 善き事を 悪しとみらるる世にありて 何をかせんや懐手すも |
明麿近詠集 S15.12.23 |
044 |
よきことを かさねあかるくひをおくる ひとははてなくさかえゆくなり 善き事を 重ね明るく日を送る 人は果なく栄えゆくなり |
明麿近詠集 S11. 5.** |
029 美しき此世 |
よきひとに みがかんとしておおかみは まがとうといしもちいたまうも 善き人に 磨かんとして大神は 曲とう砥石用い給うも |
地上天国11 S24.10.20 |
正直と嘘 |
よきひとの よろこびあしきひとなげく ただしきみよのきつるうれしさ 善き人の 喜び悪しき人歎く 正しき御代の来つる嬉しさ |
御讃歌集 262 |
水晶世界 |
よきひとの よろこびあしきひとほろぶ ただしきみよのきつるうれしさ 善き人の 喜び悪しき人滅ぶ 正しき御代の来つる嬉しさ |
御讃歌集 (改)177 |
理想世界 |
よきひとは よろこびあしきひとくやむ しんぱんのひはせまりきぬらし 善き人は 喜び悪しき人悔む 審判の日は迫り来ぬらし |
明麿近詠集 S24. 6.17 |
480 最後の日 |
よきものを よしとみあしきをあしとみる まなこはただしきまなこなりけり 善きものを 善とみ悪しきをあしとみる 眼は正しき眼なりけり |
明麿近詠集 S24. 9.20 |
482 善と悪 |
よきものを よしとしあしきをあしとみる まなこはただしきまなこなりける 善ものを 善とし悪きを悪と見る 眼は正しき眼なりける |
御讃歌集 (改)351 |
めしい 盲 |
よきものを よしとみあしきをあしとみる まなこはただしきまなこなりけり 善きものを 善とみ悪きを悪とみる 眼は正しき眼なりけり |
地上天国9 S24.10.25 |
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よこしまの かみをしらずておろがみし とがにあるらめしこのこのよは よこしまの 神を知らずて拝みし 尤にあるらめ醜の此世は |
地上天国32 S27. 1.25 |
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よこしまの こころをかくしうるわしく かざりしひとのまつろぞあわれ 邪まの 心をかくし美はしく 飾りし人の末路ぞあはれ |
明麿近詠集 S22. 1. 8 |
301 新世界 |
よこしまや かくしごとなどたえぬよは とこやみのまだのこればなりけり 邪や 隠事など絶えぬ世は 常暗のまだ残ればなりけり |
御讃歌集 (改)036 |
黎明 |
よしきりの あしまにないてゆうさむみ むかつみぎわはもやにかくれぬ よしきりの 蘆間に啼いて夕寒み 向つ汀は靄にかくれぬ ※よしきり=スズメ目ウグイス科の夏鳥。汀=水際(みずぎわ) |
山と水
0307 S 6.10.20 |
古 池 |
よしとあし たてわけさばきのみちからを ふるうめしやのみわざかしこし 善と悪 立別裁きの御力を 揮ふメシヤの御業畏こし |
岡田茂吉全集 S25. 2. 4 |
立春御歌 祭典時09 |
よしとあし たてわけたまうみちからを ふるうめしやのみわざかしこし 善と悪 立別け給ふ御力を 揮ふメシヤの御業畏こし |
地上天国15 S25. 4.20 |
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よしやよし うつしよさりてかくりよに ゆくとてかみのまもりはかわらじ よしやよし 現世去りて幽世に 往くとて神の護りはかはらじ |
御讃歌集 (改)460 |
きゅうれい 救 霊 |
よしやよし かみとしいえどしんぱんの きつればつみはさばかるるらん よしやよし 神としいへど審判の 来つれば罪は裁かるるらん |
地上天国32 S27. 1.25 |
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よしやよし こんごうせきをみするとて めしいはただのこいしとおもわん よしやよし 金剛石を見するとて 盲は只の小石と思はむ ※金剛石=ダイヤモンド |
御讃歌集 (改)360 |
めしい 盲 |
よしやよし ひとのまなこはかくすとて おのがまなこはかくすよしなき よしやよし 人の眼はかくすとて 己が眼は隠すよしなき |
御讃歌集 (改)154 |
天国と地獄 |
※よしや=(縦しや)たとえ。かりに。よしんば。 | ||
よせいけし さくらやまぶきとこにみつ せめてもはるをなつかしみけり よせ活けし 桜山吹床に見つ せめても春を懐しみけり |
山と水
1204 S10. 4.10 |
身辺詠 (一) |
よていどおり きょうにむかいぬよるはちじ さがのしんきょにぶじつきにける 予定通り 京に向ひぬ夜八時 嵯峨の新居に無事着きにける |
地上天国48 S28. 5.25 |
嵯峨紀行 13 |
よなよなに みをこがしつつやみにひそむ ほたるをわれにたとえてもみし 夜な夜なに 身を焦しつつ闇にひそむ 蛍を吾にたとえてもみし |
山と水
0142 S 6. 8. 6 |
蛍 |
よなよなを つきのしずくにいきづきて あしたをにおうかかわらなでしこ 夜な夜なを 月の雫にいきづきて 朝を匂ふか河原撫子 |
山と水
0874 S 8. 6.19 |
河原撫子 |
よにあわれ なるはめしいぞじごくをば てんごくとみまがいたらいいるなり 世に哀れ なるは盲ぞ地獄をば 天国と見紛ひ足らひゐるなり |
御讃歌集 (改)358 |
めしい 盲 |
よのおわり いよいよちかみおおいなる ひかりはいましのぼらんとすも 夜の終り いよいよ近み大いなる 光は今し昇らんとすも |
明麿近詠集 S11. 1. 1 |
002 元旦 |
よのおわり きたらんとしてみすくいの ひかりはしずかにのぼりそめけり 世の終 来らんとして御救の 光は静かに昇り初めけり |
明麿近詠集 S15.12.23 |
054 |
よのおわり きつるいまはもおおかみは われあれしめてよぞすくうなり 世の終り 来つる今はも大神は 我生れしめて世ぞ救ふなり |
光宝会資料 S25. 1. 1 |
新年御歌 祭典時45 |
よのおわり きつるいまはもおおかみは われあれしめてよぞすくうなり 世の終り 来つる今はも大神は 我生れしめて世ぞ救ふなり |
地上天国13 S24.12.21 |
大浄化 |
よのおわり きつるもしらでらちもなき いさかいごとにふけるあわれさ 世の終り 来つるも知らで埒もなき 争ひ事に耽ける哀れさ |
地上天国8 S24. 9.25 |
|
よのおわり きつるもしらでらちもなき いさかいごとにふけるあわれさ 世の終り 来つるも知らで埒もなき 争ひ事に耽ける哀れさ |
明麿近詠集 S24. 5.18 |
434 神の仕組 |
よのおわり きつるもしらでらちもなき あらそいごとにふけるうたてさ 世の終り 来つるも知らで埒もなき 争事に耽けるうたてさ ※うたてし=嫌だ。感心しない。情けない。嘆かわしい。 | 御讃歌集 (改)273 | 世の終り |
よのおわり きつるをしんじわれにきて すくわるまことのさちをしれかし 世の終り 来つるを信じ吾に来て 救はる真の幸を知れかし |
地上天国40 S27. 9.25 |
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よのおわり こころにきざむひとにして さらつのみよにいきとおすらん 世の終り 心にきざむ人にして 新つの御代に生きとほすらむ |
明麿近詠集 S19. 2. 5 |
161 立春其他 |
よのおわり しらぬがほとけのひとびとの おちゆくさきはろくどうのつじ 世の終り 知らぬが仏の人々の 落ちゆく先は六道の辻 |
祭典時御歌 S29. 2. 4 |
立春祭 御詠 15 |
よのおわり しらぬがほとけのひとびとの おちゆくさきはろくどうのつじ 世の終り 知らぬが仏の人々の 落ちゆく先は六道の辻 |
地上天国
58 S29. 3.25 |
立春祭 御詠 |
よのおわり しるやしらずやらちもなき ことにさまようひとのあわれさ 夜の終り 知るや知らずや埒もなき 事にさ迷ふ人のあわれさ |
明麿近詠集 S21. 2. 5 |
188 黎 明 |
よのおわり そらごとなりとみしひとの あわてふためくときぞちかみぬ 世の終り 空事なりとみし人の あはてふためく時ぞ近みぬ |
明麿近詠集 S24. 6.17 |
478 最後の日 |
よのおわり ちかむけはいのひしひしと みにせまるなりよびとめざめよ 世の終り 近む気配の犇々と 身に迫るなり世人目覚めよ |
明麿近詠集 S15.12.23 |
047 |
よのおわり ちかむにつれてきりすとの まことのみたまよにしれぬらむ 世の終り 近むにつれてキリストの 真の御霊世に知れぬらむ |
S26. 6.15 | 日光殿落成記念祭11 |
よのおわり ちかめるらしもいまわしき ことのみふえつことしもくれける 世の終り 近めるらしもいまはしき 事のみふえつ今年も暮れける |
山と水
1003 S 8.10.19 |
折にふれて |
よのおわり のばしのばしてひとりだも おおくすくわすかみのみこころ 世の終り 延ばし延して一人だも 多く救はす神の御心 |
祭典時 S26. 2. 5 |
立春御詠07 |
よのおわり のばしのばしてひとりだも おおくすくわすかみのみこころ 世の終り 延ばし延ばして一人だも多く救はす神の御心 ※だも=せめて…だけでも |
御讃歌集 (改)435 |
無題歌 |
よのおわり はやちかめるをしらぬげに はなたかびとのきおいぞあわれ 夜の終り はや近めるを知らぬげに 鼻高人の勢ひぞあわれ |
明麿近詠集 S21. 2. 5 |
190 黎 明 |
よのおわりの きざしみえそむときぞきぬ みたまきよめてこころそなえよ 世の終りの 兆し見え初む時ぞ来ぬ 身魂浄めて心備へよ |
光宝会資料 S26. 1. 1 |
新年御歌04 |
よのおわりの きざしみえそむときぞきぬ みたまきよめてこころそなえよ 世の終りの 兆し見え初む時ぞ来ぬ 身魂浄めて心備へよ |
岡田茂吉全集 S26. 1. 1 |
新年御歌05 |
よのけがれ あらいきよめてあたらしき かみのよたつるさばきのわざかな 世の汚れ 洗ひ浄めて新しき 神の世建つる裁きの業かな |
明麿近詠集 421 |
火の洗礼 |
よのけがれ あらいきよめてあたらしき かみのよたつるさばきのわざかな 世の汚れ 洗ひ浄めて新しき 神の世建つる裁きの業かな |
地上天国5 S24. 6.25 |
|
よのけがれ あらいきよめてあたらしき よにたてなおすさばきのわざかな 世の穢れ 洗ひ浄めて新しき 世に立直す審判の業かな |
御讃歌集 (改)199 |
審判 |
よのけがれ あらいきよめてまちのぞむ すいしょうせかいのあるるうれしさ 世の穢れ 洗ひ浄めて待ち望む 水晶世界の生るる嬉しさ |
地上天国23 S26. 4.25 |
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よのけがれ きよめきよめてすいしょうの たまのせかいにみがくわれかも 世の汚れ 清め浄めて水晶の 玉の世界に磨く吾かも |
S27.12.23 | 御聖誕祭 御歌17 |
よのけがれ きよめきよめてすいしょうの たまのせかいにみがくわれかも 世の汚れ 清め浄めて水晶の 玉の世界に磨く吾かも |
地上天国44 S28. 1.25 |
御聖誕祭 御詠 |
よのけがれ きよめてもものくるいため ただしきみよをたつるおおかみ 世の穢 浄めて諸の狂い矯め 正しき御代を建つる大神 |
御讃歌集 261 |
水晶世界 |
よのけがれ きよめてもものくるいため ただしきみよをたつるかむわざ 世の穢れ 浄めて諸の狂ひ矯め 正しき御代を樹つる神業 |
御讃歌集 (改)117 |
神を讃へる |
よのたてかえ たてなおしとてときのかみ かねてさだめしものにぞありける 世の立替へ 立直しとて時の神 予て定めしものにぞありける |
地上天国28 S26. 9.25 |
神と吾 |
よのために つくすまびとはいつのよも いばらのみちをくぐるものにや 世の為に 竭す真人は何時の世も 茨の道をくぐるものにや |
明麿近詠集 S15.12.23 |
045 |
よのつねの ひとのさだめとあまりにも へだたりのあるわがみなりけり 世の常の 人の運命とあまりにも へだたりのある吾身なりけり |
山と水
0887 S 8. 7.10 |
吾 |
よのつねの ひとのさだめとちがうなり かみのめぐみのいやふかくして 世の常の 人の運命とちがうなり 神の恵みのいや深くして |
明麿近詠集 S21. 3. 7 |
256 吾 |
よのとうげ やすくこえなんみちこそは めしやのもんにいるにぞありける 世の峠 安く越へなん道こそは メシヤの門に入るにぞありける |
地上天国40 S27. 9.25 |
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よのなかの みだれのもとはひとびとの うそいつわりのことばにぞある 世の中の 乱れの因は人々の 嘘偽りの言葉にぞある |
御讃歌集 (改)236 |
正直と嘘 |
よのなかの みだれのもとはひとびとの うそいつわりをいうにぞありける 世の中の みだれの因は人びとの 嘘偽りをいうにぞありける |
地上天国11 S24.10.20 |
正直と嘘 |
よのひじり とくよしもなきひめごとの とをひらかんとかんのんあもりぬ 世の聖 解くよしもなき秘事の 扉を開かむと観音天降りぬ |
御讃歌集 032 |
天地開明 |
よのひとと へだたりおおきわがさがに ひきこもごものわきもするなり 世の人と へだたり多きわが性に 悲喜交ごもの湧きもするなり |
山と水
0774 S 8. 3. 6 |
わが性 |
よのひとに さちあれかしとねぐひとの さちこそまことのさちとこそしれ 世の人に 幸あれかしと願ぐ人の 幸こそ真の幸とこそ知れ |
明麿近詠集 S23. 5.16 |
341 楽しき世 |
よのひとに さちをあたうるさちこそは なににもいやますさちとこそしれ 世の人に 幸を与うる幸こそは 何にも弥増す幸とこそ知れ |
明麿近詠集 S21. 9.** |
287 奇しき神業 |
よのひとの いくとせあくがれまちしらむ すくいのかみはあれましにけり 世の人の 幾歳憧れ待ちしらむ 救ひの神は現れましにけり |
御讃歌集 (改)113 |
神を讃へる |
よのひとよ いまわがふるうちからより うえのちからはあらじとしれかし 世の人よ 今わが揮ふ力より 上の力はあらじと知れかし |
明麿近詠集 S24. 2.** |
384 救主降臨 |
よのひとよ いまわがふるうちからより うえのちからはなしとこそしれ 世の人よ 今我が揮ふ力より 上の力はなしとこそ知れ |
御光話録7 S24. 3. 6 |
|
よのひとよ いまわがふるうちからより うえのちからはなしとこそしれ 世の人よ 今我が揮ふ力より 上の力はなしとこそ知れ |
地上天国4 S24. 3. 6 |
救主降臨 五六七教会 春季大祭 |
よのひとよ おどろくなかれただびとに なりてぞおおきかみわざすらむも 世の人よ 驚く勿れ凡人に なりてぞ大き神業すらむも |
地上天国25 S26. 6.25 |
|
よのひとを すくうちからはりにあらず みえざるかみのちからにぞあらむ 世の人を 救う力は理にあらず 見えざる神の力にぞあらむ |
御讃歌集 205 |
最後の救 |
よのひとを すくうちからはりにあらず みえざるかみのめぐみにぞあらん 世の人を 救ふ力は理にあらず 見えざる神の恵にぞあらむ |
御讃歌集 (改)115 |
神を讃へる |
よのみだれ ただすちからはかんぜおん ぼさつのほかにあらじとぞおもう 世の乱れ 正す力は観世音 菩薩の外にあらじとぞ思う |
御讃歌集 119 |
こんごうたいぞう 金剛胎蔵 |
よのやまい いやせとてもやおおかみは わがあゆむみちかえたまいける 世の病 医せとてもや大神は 我歩む道換へ給ひける ※もや=詠嘆の意 |
明麿近詠集 S16. 1.22 |
091 |
よはふけぬ つきしろきみちことさらに わがげたのおとみみだちにける 夜はふけぬ 月白き路ことさらに わが下駄の音耳立ちにける |
山と水
0630 S 7.12.10 |
寒 月 |
よみせする ひとのさむさをおもいつつ まちをぬければつきよとなりけり 夜見世する 人の寒さをおもいつつ 町をぬければ月夜となりけり |
山と水
0626 S 7.12.10 |
寒 月 |
よめなつくし つみきくれたりののかおり まことゆたかにゆうげたのしむ 嫁菜土筆 摘み来呉れたり野の香り まこと豊かに夕餉たのしむ ※嫁菜=キク科の多年草。春の若葉は食用となる。 |
山と水
1205 S10. 4.10 |
身辺詠 (一) |
よるのおしえ よるのぶんかはすみにけり こうみょうせかいのきたらんとして 夜の教 夜の文化は済みにけり 光明世界の来たらんとして |
御讃歌集 (改)020 |
光明世界 |
よるのおしえ よるのもろもろはすみにけり こうみょうせかいのきたらんとして 夜の教 夜のもろもろは済みにけり 光明世界の来たらんとして |
御讃歌集 226 |
夜の終り |
よるのおわり きつるもしらでゆめさめぬ ひとこそよにもあわれなりける 夜の終り 来つるも知らで夢醒めぬ 人こそ世にも哀れなりける |
御讃歌集 (改)282 |
信仰 |
よるのおわり きつるをしらでゆめさめぬ ひとこそよにもあわれなりける 夜の終り 来つるを知らで夢醒めぬ 人こそ世にも憐れなりける |
御讃歌集 218 |
大審判 |
よるのおわり せまりくるなりおおかみの よさしのみわざわがとげんかも 夜の終り 迫り来るなり大神の 任さしの御業わが遂げんかも |
明麿近詠集 S21. 3. 3 |
229 神の愛 |
よるのやみに なれしもろびとこころせよ まひのひかりにまなこくらまむ 夜の暗に 慣れし諸人心せよ 真陽の光に眼くらまむ |
御讃歌集 238 |
あさあけ 朝 明 |
よるのやみに なれしもろびとこころせよ まひのひかりにまなこくらまん 夜の暗に 馴れし諸人心せよ 真陽の光に眼くらまむ |
御讃歌集 (改)037 |
れいめい 黎 明 |
よるのよの おわりせまりぬほのぼのと かみのひかりはいでそめにける 夜の世の 終り迫りぬほのぼのと 神の光は出で初めにける |
「救世」53 S25. 3.11 |
五六七祭 御歌 |
よるのよの おわりせまりぬほのぼのと かみのひかりはいでそめにける 夜の世の 終り迫りぬほのぼのと 神の光は出で初めにける ※ほのぼの=ほのかに明るいさま。 |
光宝会資料 S25. 3.** |
光宝会大祭 御歌02 |
よるのよは さんぜんだいせんせかいなり ひるはだいせんさんぜんせかいとしれかし 夜の世は 三千大千世界なり 昼は大千三千世界と知れかし |
地上天国51 S28. 8.25 |
|
よるはすみ あかるきひるのよとなれば ちりもあくたもきえてあとなし 夜はすみ 明るき昼の世となれば 塵も芥も消えて跡なし |
岡田茂吉全集 S25. 2. 4 |
立春御歌 祭典時19 |
よろこびの いまにもきたるここちして こころはずみつきょうもひすぎぬ よろこびの 今にも来る心地して 心はずみつ今日も日すぎぬ |
山と水
1229 S10. 6.15 |
身辺詠 (二) |
よをあげて いまわしきことどもしげかるは かみをわすれしつみなればなり 世を挙げて 忌はしき事ども繁かるは 神を忘れし罪なればなり |
「救世」58 S25. 4.15 |
天国大教会 春の大祭 |
よをあげて たたえんときぞまたるなり わがかむわざのよにしらるれば 世を挙げて 讃えん時ぞ待たるなり 我神業の世に知らるれば |
地上天国出来るまで03 S25. 9.21 |
|
よをあげて たたえんときぞまたれける わがかむわざのよにしらるれば 世を挙げて 讃えん時ぞ待たれける 我神業の世に知らるれば |
光宝会資料 S25. 9.21 |
秋季大祭 御詠03 |
よをあげて たたえんときぞまたれける わがかむわざのよにしらるれば 世を挙げて 讃えん時ぞ待たれける 我神業の世に知らるれば |
「栄光」72 S25.10. 4 |
秋季大祭 御歌03 |
よをあげて たたえんときぞまたれぬる わがかむわざのあまねかりせば 世を挙げて 讃へむ時ぞ待たれぬる 我神業の普ねかりせば |
御讃歌集 (改)331 |
完き教へ |
よをけがす ものはひととしおもおえど かみにもあるぞこころせよかし 世を穢す ものは人とし思ほへど 神にもあるぞ心せよかし |
地上天国32 S27. 1.25 |
|
よをすくう かみのみむねをうべないて われなしとげんいやしのわざを 世を救ふ 神のみむねを諾いて 吾成し遂げむ医しの業を ※諾う=もっともであると思う。同意する。 |
明麿近詠集 S19. 2. 5 |
167 立春其他 |
よをすくう しぐみのもといなりなりて めでたくいわうきょうのみまつり 世を救ふ 仕組の基成りなりて 目出た〔芽出度〕く祝ふ今日の御祭 |
S28. 9.23 | 秋季大祭 御歌01 |
よをすくう しぐみのもといなりなりて めでたくいわうきょうのみまつり 世を救ふ 仕組の基成りなりて 芽出度く祝ふ今日の御祭 |
地上天国53 S28.10.25 |
秋季大祭 御詠 |
よをすくう ときのちからはかむながら かみのみむねにありとこそしれ 世を救う 時の力は惟神 神の御旨にありとこそ知れ |
御讃歌集 131 |
救の力 |
よをすくう ときのちからはかむながら かみのみむねにありとこそしれ 世を救ふ 時の力は惟神 神の御旨にありとこそ知れ |
御讃歌集 (改)079 |
神の御心 |
よをなげく ひとにあいけりわがかたる こえいつしかにはりあがりつも 世をなげく 人にあいけりわが語る 声いつしかに張り上りつも |
山と水
0941 S 8. 8.21 |
吾と人 |
よをのろい ひとをうらみしそのころの こころのくもりはきえてあとなき 世を呪い 人を怨みし其頃の 心の曇は消えて跡なき |
御讃歌集 196 |
こうせい 更生 |
よをのろい ひとをうらみしそのころの こころのくもりはきえてあとなき 世を呪い 人を恨みし其頃の 心の曇りは消えて跡なき |
御讃歌集 (改)053 |
感謝報恩 |
114首